『メン・イン・ブラック3』のみどころと魅力
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人類にまぎれて地球で生活しているエイリアンたちを、全宇宙の平和を守るために監視する、政府の極秘組織「MEN IN BLACK」(MIB)。
MIBのエージェントJとエージェントKが、エイリアンたちの暴走を取り締まるためニューヨークを奔走する、大人気SFコメディ作品です。
シリーズを通して毎回話題になるのは、個性的なエイリアンたちと、おしゃべりなJと無口なKの絶妙な会話とキャラクター、そして極めつけに派手なアクションシーン。
今作では、 Jが40年前の世界にタイムスリップして、エージェントKの武骨な性格の秘密や、驚愕そして心あたたまる事実など、これまで『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』では隠されていた、あらゆる謎が解き明かされます。
『メン・イン・ブラック3』の監督はバリー・ソネンフェルド
『メン・イン・ブラック3』ジャパン・プレミア
『メン・イン・ブラック3』の監督をつとめているのは、『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』から引き続き、バリー・ソネンフェルド。
『アダムスファミリー』で監督デビューしてから、主にコメディやアクション作品を手がけています。
代表作は『アダムスファミリー』シリーズ、『メン・イン・ブラック』シリーズ、『バラ色の選択』『ワイルド・ワイルド・ウェスト』ほか。
『メン・イン・ブラック3』の音楽はダニー・エルフマン
ダニー・エルフマンは、アメリカの伝説的ロックバンド、オインゴ・ボインゴの元リーダーで、多くの映画やテレビシリーズの音楽を手がけています。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『メン・イン・ブラック』『ビッグフィッシュ』『ミルク』でアカデミー賞作曲賞にノミネート。「デスペラードな妻たち」でエミー賞を受賞。
特にほとんどのティム・バートン作品の音楽を担当し、『ネイトメア・ビフォア・クリスマス』の主人公ジャックの歌や、『チャーリーとチョコレート工場』の登場人物ウンパルンパたちの歌は、ダニー・エルフマンが歌っています。
代表作は、『ミッション・インポッシブル』、『スパイダーマン』シリーズ、『アヴェンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ほか多数。
『メン・イン・ブラック3』の主題歌を歌うのはピットブル
テーマ曲は、ピットブルのラップと1956年のヒット曲、ミッキー&シルヴィアの「Love is strange」のサンプリングがミックスされた、ハイパーチューン「Back in time」。
エージェントJが、40年前にタイムトリップするというストーリーとリンクした作品となっています。
『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』では、ラッパーでもあるウィル・スミスが、DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス名義でテーマ曲も歌って大ヒットしました。
『メン・イン・ブラック3』のテーマ曲、ピットブルの「Back in time」もキャッチーで耳に馴染みやすい曲、映画のシーンを織り交ぜたPVにも注目です。
『メン・イン・ブラック3』の登場人物とキャスト
『メン・イン・ブラック3』の主人公はシリーズを通してお馴染みのコンビ、エージェントJとエージェントK。
ウィル・スミスとトミー・リージョンズが1997年の『メン・イン・ブラック』1作目から変わらず演じています。
今作ではエージェントZに代わり、エマ・トンプソン演じるエージェントOが登場、その他、40年前のヤング・エージェントKや、ヤング・エージェントOのシンクロ具合も話題です。
■『メン・イン・ブラック3』主人公・エージェントJ
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本名ジェームズ・エドワーズ。相手に有無を言わさない、軽妙なマシンガントークが得意技。MIBのエージェントKにスカウトされる前は、ニューヨーク市警察でも凄腕の刑事でした。
シリーズ1作目の『メン・イン・ブラック』でエージェントKにスカウトされてMIBのエージェントとなりKとタッグを組み、『メン・イン・ブラック2』からMIBのエースとして活躍しています。
■エージェントJ役はウィル・スミス
『メン・イン・ブラック3』ジャパン・プレミア
エージェントJ役を演じているのはウィル・スミス。俳優としてだけでなく、プロデューサーやラッパーとしても活躍。
『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』の主題歌を、 DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスとしてラップ部分を歌っています。
『ALI アリ』『幸せのちから』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされています。
代表作は『ワイルド・ワイルド・ウェスト』『ハンコック』『コンカッション』『アラジン』『ジェミニマン』ほか多数。「ハリウッドのドル箱俳優」のひとりです。
■『メン・イン・ブラック3』主人公・エージェントK
『メン・イン・ブラック3』ジャパン・プレミア
本名ケビン・ブラウン。常に仏頂面で寡黙…お喋りなJとも、必要なことしか話しません。
MIB創設期からMIBニューヨーク本部に所属し、エイリアンの鎮圧は史上最強、すでにレジェンドになっているエージェントです。
エルビス・プレスリーをこよなく愛し、常にロカビリーを聴いているという熱い面も持っています。
■エージェントK役はトミー・リー・ジョーンズ
『メン・イン・ブラック3』ジャパン・プレミア
エージェントK役のトミー・リー・ジョーンズは、日本では映画だけでなくCMでもよく知られている、ベテラン俳優です。
『JFK』でアカデミー賞助演男優賞ノミネート、『告発のとき』アカデミー賞主演男優賞ノミネート、『逃亡者』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』』カンヌ映画祭男優賞を受賞しています。
■『メン・イン・ブラック3』ヤング・エージェントK
40年前のヤング・エージェントK。
未来からやって来た不審なJに疑惑を抱き、記憶を消そうとしますが、その時Kが追っていたボリスについて真剣に話すJを信じて、ボリスを倒すため一緒に行動します。