『翔んで埼玉』は大人気漫画の実写映画!
『翔んで埼玉』 (C) 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
『翔んで埼玉』は、累計発行部数69万部を超える大ヒット漫画が原作の実写映画です。人気実力派女優の二階堂ふみとカリスマアーティストのGACKTのW主演の本作は、伊勢谷友介や京本政樹、中尾彬などの豪華すぎる俳優陣を迎えたことで話題となりました。振り切った「埼玉ディスり」の面白さ、ツッコミどころ満載の壮大な設定が評判を呼び、興行収入は31億円を突破!
『翔んで埼玉』のネタバレなしあらすじを紹介!
『翔んで埼玉』 (C) 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
『翔んで埼玉』は、埼玉県がほかの県から迫害を受けているという、独特の世界観が特徴的です。物語は、原作の内容に沿った「伝説パート」と、映画オリジナル展開となる「現代パート」の2つから構成されています。そのため、原作とは一味違ったストーリーとなっているのです。それでは、『翔んで埼玉』のあらすじを段階ごとにわけてご紹介します。
■『翔んで埼玉』あらすじ①美青年・麻実麗の転入
『翔んで埼玉』(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
埼玉県熊谷市に暮らす菅原一家は、長女の愛海(島崎遥香)の結婚準備のために、父の好海(ブラザートム)が運転する車で東京に向かっていました。すると、車で「埼玉県解放運動の英雄、麻実麗」を題材としたラジオドラマが流れ始めます…。
時は昔。埼玉県は東京都から迫害を受けており、東京に出るにも「通行手形」が必要でした。東京都の名門校、白鵬堂学院の生徒会長で、東京都知事の息子である壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、謎の転校生、麻実麗(GACKT)に同性ながらも恋心を抱くようになります。
■『翔んで埼玉』あらすじ②埼玉VS千葉
『翔んで埼玉』(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
ある日、麗が埼玉人であることを知ります。麗は、埼玉県人の差別や通行手形を撤廃すべく、都知事を目指していた埼玉県人だったのです。しかし、百美は麗への愛を捨てきれず、麗を追って埼玉へ。しかし、その後2人は埼玉県を敵視している千葉県の軍隊「千葉解放戦線」と、伝説の埼玉県人、埼玉デューク率いるレジスタンス集団「埼玉解放戦線」との戦いに巻き込まれてしまうのでした。
『翔んで埼玉』のキャストを徹底紹介!
『翔んで埼玉』(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
「キャストが豪華すぎる!」と話題になった『翔んで埼玉』。ここでは、映画を彩る豪華キャスト陣をまとめてご紹介します!
『翔んで埼玉』キャスト【壇ノ浦百美/二階堂ふみ】
『翔んで埼玉』 (C) 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
本作の主人公、壇ノ浦百美を演じたのは、実力派若手女優の二階堂ふみ。
百美は東京都知事を父に持つ、中性的な美少年。東京のお金持ち学校、白鵬堂学院で生徒会長。以前は埼玉県民人を見下していたものの、やがて改心し、埼玉県人未来のために立ち上がるというキャラクターです。
二階堂ふみは、1994年の9月21日生まれの24歳(2019年時点)。沖縄県出身の女優です。ファッション誌「二コラ」のファッションモデルを経て、2007年に女優デビュー。
鬼才、園子温監督による2012年の映画『ヒミズ』で染谷将太とW主演をはたし、第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞と呼ばれる、最優秀新人賞を獲得します。
2019年ではテレビドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」で亀梨和也とW主演、さらに2020年の朝ドラ「エール」では、ヒロイン役に見事大抜擢!
本作では顔芸、身体を張ったギャグに挑戦し、過酷な運命に翻弄されながらも、「埼玉愛」を貫く百美を熱演しました。原作キャラに寄せたビジュアルにも注目♪
『翔んで埼玉』キャスト【麻実麗/GACKT】
『翔んで埼玉』 (C) 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
アメリカからの帰国子女、麻実麗を演じたのは、歌手で俳優のGACKT!
麻実麗は、百美の学校に転入してきた
東京の大手証券会社の跡取り息子。
美しい容姿と寛大な心を持つ人気者ですが、実は埼玉県出身で、通行手形制度(許可証がなければ都内に入れない)を撤廃するために東京都知事を目指している…というキャラクターです。
GACKT『悪夢ちゃん The夢ovie』/PHOTO:Inaba Hisashi
GACKTは、1973年7月4日生まれの45歳(2019年時点)。1990年代にビジュアル系バンドのボーカルを務めるも、その後はソロで活動し、2005年には東京ドームでコンサートを成功させます。
2007年、NHK大河ドラマ「風林火山」で上杉謙信を演じ、その翌年2008年、ジョシュ・ハートネット主演のハリウッド映画『BUNRAKU』で第2の主人公ヨシを演じ、演技力が高く評価されました。
本作では、45歳でありながらも、謎多き美青年・麗を熱演。
本編では同性同士の濃厚なキスシーンも…。二階堂ふみとの息の合った掛け合いにも注目です!
『翔んで埼玉』キャスト【埼玉デューク/京本政樹】
『翔んで埼玉』 (C) 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
埼玉県人解放を謳う伝説の埼玉県人、埼玉デュークを演じたのは、歌手で俳優の京本政樹!
埼玉デュークは、埼玉県人の英雄として称えられる人物。埼玉県人の特有の田舎臭さは全くなく、まるで東京都人のような振る舞いを見せます。クーデターを計画中に突如、行方不明となった謎のあるキャラクターです。
『翔んで埼玉』追加キャスト
京本政樹は、1959年1月21日生まれの60歳(2019年時点)。大阪府出身の歌手・俳優です。1970年代にスカウトされ、テレビドラマに出演。1981年には人気時代劇ドラマ「銭形平次」に出演し、その後、数々の時代劇で活躍するようになりました。
1985年放送の「必殺仕事人Ⅴ」で組紐屋の竜を演じ、中性的な美しさとクールな雰囲気で人気が急上昇。1984年には歌手デビューをはたし、俳優業と両立しながら現在はプロデュース業に励んでいます。
本作では、持ち前の中性的な魅力を最大限に生かし、存在感のある埼玉デュークを熱演!キレのあるアクションにも注目♪