自転車が登場する映画作品①『劇場版 弱虫ペダル』
-(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
自転車が登場する映画、1作目に紹介するのは『劇場版 弱虫ペダル』です。本作は、2008年より『週刊少年チャンピオン』にて連載されている渡辺航による漫画作品『弱虫ペダル』を原作としており、原作者・渡辺航の書き下ろしストーリーとなっています。
-(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
また、渡辺氏による漫画作品『弱虫ペダル』は2013年よりアニメ化もされ、第4期まで放送されるほどの人気を誇る作品となっています。そして、記念すべき劇場版作品となった『劇場版 弱虫ペダル』では、アニメシリーズも手掛けている鍋島修が総監督を務めました。
-(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
オタク少年の小野田坂道(山下大輝)は総北高校へ入学後、自転車競技部に入部。その後にインターハイのメンバーに抜擢され、チームの優勝に大きく貢献するのでした。優勝後に“熊本火の国やまなみロードレース”に招待され、総北高校も参加することに。しかしそこで巻島裕介(森久保祥太郎)が突然自転車部を去ってしまう事態に―。
自転車が登場する映画作品②『E.T.』
自転車が登場する映画作品として作目に紹介するのは、大人気SF作品『E.T.』です。監督は「インディ・ジョーンズ」シリーズなどで知られるスティーヴン・スピルバーグが担当。そんな本作は第55回アカデミー賞にて4部門に輝きました。
少年エリオット(ヘンリー・トーマス)と地球外生命体“E.T.”との交流が描かれる『E.T.』の中で印象的なシーンとしてあげられるのは、エリオットがこぐ自転車のカゴの中にE.T.を乗せて空を飛ぶシーン。自転車という日常に馴染みのある乗り物で空を飛ぶという、ファンタジーであり魅力的なシーンに注目です。
自転車が登場する映画作品③『疾風スプリンター』
『疾風スプリンター』 (C)2015 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
自転車が登場する映画、3作目は『疾風スプリンター』です。2015年に公開された本作は、『激戦 ハート・オブ・ファイト』のダンテ・ラムが監督を務め、出演には台湾出身のエディ・ポンや韓国出身のチェ・シウォンなどが名を連ねています。
『疾風スプリンター』 (C)2015 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
そんな『疾風スプリンター』は自転車のロードレースチームによる、手に汗握る激しい戦いが描かれています。プロ・ロードレースの世界を舞台として臨場感あふれるシーンが続々と登場する本作は、超本格派プロ・ロードレース映画と評されるほど見ごたえのある1作となっています。
『疾風スプリンター』 (C)2015 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
チョン・ジウォン(チェ・シウォン)率いる、自転車ロードレースチームの強豪“チーム・ラディアント”。そこへアシストとして所属することなったチウ・ミン(エディ・ポン)とチウ・ティエン( ショーン・ドウ)は互いにエースの座を狙いながら、友情も深めていくのでした。しかしその後、チームは資金難に陥り、それぞれが別々のチームに所属することに―。
自転車が登場する映画作品④『シャカリキ!』
© 2008『シャカリキ!』フィルムパートナーズ
自転車が登場する映画、4作目に紹介するのは『シャカリキ!』。1992年から1995年まで『週刊少年チャンピオン』にて連載されていた曽田正人による漫画作品を原作とし、本作が監督デビュー作となる大野伸介がメガホンを取りました。
© 2008『シャカリキ!』フィルムパートナーズ
『シャカリキ!』を実写化するにあたり、若手俳優が集結。自転車で坂をのぼることにしか興味がない“坂バカ”の野々村輝役は遠藤雄弥、亀校自転車部のエース・鳩村大輔役には中村優一、マネージャーの永田桜役は南沢奈央が務めました。
© 2008『シャカリキ!』フィルムパートナーズ
自転車で坂をのぼるのが大好きな“テル”こと野々村輝は、坂では誰にも負けない自信がありながらも、“ユタ”こと由多比呂彦に頂上を奪われてしまうのでした。そんなある日、テルの走りを見たマネージャーの桜は、廃部目前だった亀校自転車部にテルを半ば強引に入部させることに。そしてテルは、坂での勝負を思いながら、自転車ロードレースの世界へと飛び込むのでした―。
自転車が登場する映画作品⑤『少年と自転車』
© Christine PLENUS
自転車が登場する映画、5作目は『少年と自転車』です。監督・脚本はジャン=ピエールとリュック・ダルデンヌが務めており、育児放棄の実話から着想を得て制作されました。そんな本作は第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員特別グランプリを受賞しています。
© Christine PLENUS