『ミッション:インポッシブル』とは?
『ミッション:インポッシブル』シリーズ TM & Copyright (C) 2016 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『ミッション:インポッシブル』とは、CIA内の諜報工作組織“IMF“に所属する、トム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントが驚異的な身体能力を駆使し、任務遂行不可能(ミッション・インポッシブル)に挑むスパイアクション映画です。
1996年から2018年にかけて6作が公開され、いずれも大ヒットを記録し、今もなお世界的に人気を集め続けています。
「ミッション:インポッシブル」シリーズに共通する魅力!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『ミッション:インポッシブル』シリーズといえば、ラリー・ミューレン&アダム・クレイトンのテーマソングも有名ですが、やはり主人公イーサン・ハントの活躍が一番の魅力ですね。常に先を読んで行動する頭脳だけでなく、身体能力も高く、マスクを使用した変装技術もプロ並み。
そしてハンサムでどこかミステリアスな…まさに”男の理想”を体現したような主人公なんです。
■敵か、味方か…トム・クルーズの隣には必ず美女が!
敵か、味方か…トム・クルーズの隣には必ず美女が!『M:I』歴代ヒロインに注目
『007』シリーズのボンドガールに代表されるように、凄腕のスパイには美しいヒロインの存在はつきもの。主人公を裏切ったり、敵を倒すために共闘したり、そのまま恋に落ちてしまうこともしばしば…。この記事では、あらすじと合わせて魅力的なヒロインもご紹介いたします!
■トム・クルーズがスタントなしで挑むアクション!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『ミッション:インポッシブル』シリーズの一番の魅力は、トム・クルーズがCGやスタントなしで挑むアクションシーンではないでしょうか。『ミッション:インポッシブル2』では、眼球目掛けて振るわれた敵のナイスをイーサンが寸前で止めます。撮影用の小道具とはいえ、トムの眼球とナイフの距離はわずか3センチほどだったといいます。これぞプロ!
『ミッション:インポッシブル』(1996年)
『ミッション:インポッシブル』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『ミッション:インポッシブル』シリーズ作品の記念すべき第1作目。
トム・クルーズが初めて映画プロデューサーに挑戦し、自ら監督を選んだ作品でもあります。実は映画より先にテレビドラマ版「スパイ大作戦」が1966年から1973年まで放送されており、トムを主演に迎えた映画版では原題『Mission:Impossible』をそのまま邦題として使用しています。
もしそのままだったら…新作は『スパイ大作戦/フォールアウト』になっていました…。
『ミッション:インポッシブル』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
・『ミッション:インポッシブル』あらすじ
CIAの特殊作戦部”IMF”(Impossible Mission Force)に所属するイーサン・ハント(トム・クルーズ)。IMFは様々な戦闘技術を駆使し、不可能と思われる任務を実行する優秀なチームです。
ある日、ウクライナでのミッションを終えた彼の元に新たなミッションが下されます。
内容はCIA秘密工作員のリスト流出事件解明。リストを盗み出そうとしているアメリカ大使館員・アレクサンドル・ゴリツィンを拉致するというものでした。
『ミッション:インポッシブル』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
イーサンは仲間のクレアらと共にCIA工作員のリストの売買を阻止するため、プラハのアメリカ大使館でのパーティーに向かいます。ゴリツィンがPCからリストをコピーする現場を撮影し証拠を押さえ、大使館の外へ出た彼をイーサンが尾行します。しかし、この作戦は敵に筒抜けになっていて、何者かにより仲間の一人が死亡。イーサンは諦め切れず尾行を続行しますが、次々と仲間は殺され最後にはクレアも。
そして、一人生き残ったイーサンはCIAから裏切り者だと疑いをかけられてしまいます。今回のミッションには敵に寝返った本当の裏切り者の存在が…。イーサンは身の潔白を晴らすため、自ら裏切り者を探そうと決心しますが――。
■『ミッション:インポッシブル』みどころ
『ミッション:インポッシブル』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
本作の名シーンといえば映画史に残る“宙吊り”。極秘データを入手するため、CIA本部の天井からワイヤーで侵入し、地上ギリギリのところでストップするシーンは、観客をハラハラさせました。
このワイヤーを天井のダフトからコントロールしていたのが『レオン』のジャン・レノ。ネズミに驚きワイヤーを離してしまい、イーサンは地上ギリギリまで降ろされてしまいます。
■1作目のヒロイン:クレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)
クレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)/『ミッション:インポッシブル』 TM & COPYRIGHT (C) 1996 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. MISSION: IMPOSSIBLE TM IS A TRADEMARK OF PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.TM, (R) & Copyright (C) 2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
第1作目のヒロインはIMFチームのクレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)。
プラハの任務で殺害されていたと思われたクレアでしたが、生きており、同じく生き残ったイーサンを助けます。
『ミッション:インポッシブル』(C) APOLLO
実は裏切り者の一人だったクレア。彼女はイーサンを近くで監視するスパイだったのです。
しかし、次第にイーサンに好意を抱くようになり、ラストでは撃ち殺されそうになったイーサンを助けて死亡してしまいます。エマニュエル・ベアールは当時33歳。美しいですね!
『ミッション:インポッシブル2』(M:i:II)(2000年)
『M:i:II』(C)PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
シリーズ第2作目となる『ミッション:インポッシブル2』では、元IMFのアンブローズから30時間で人を死に至らしめる“キメラウィルス“を奪還せよという任務がイーサンに下ります。メガホンを取ったのは『フェイス/オフ』などのジョン・ウー監督。白い鳩がスローで飛び立つシーンは印象的です。