【映画版】『ダウントン・アビー』最新情報!
(c) 2012 Carnival Film & Television Limited. All Rights Reserved.
9月13日の英国公開、20日の全米公開に向けて、話題が奮闘している映画版『ダウントン・アビー』。アメリカでの前売りが大好調であり、公開前に、もう大ヒット予想が飛び交っています!
映画の舞台は、ファイナル・シリーズから約2年後の、1927年の秋。国王ジョージ5世とメアリー王妃のカントリー・ハウス、ダウントン・アビーへの訪問に焦点が当てられます。これは、1912年に実際にジョージ5世とメアリー王妃がヨークシャーのカントリー・ハウスを訪れた出来事が元になっています。オリジナル・キャストに加えて新しいキャラクターを迎え、新しい物語の他にも、きになるオリジナルキャラクターのその後も語られます!日本の公開も待ちどうしいですね!
ドラマ「ダウントン・アビー」おさらい
「ダウントン・アビー」 -(C) Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
第一次世界大戦の時代、英国北東部、ヨークシャー州のダウントン村にあるグランサム伯爵のカントリー・ハウス(貴族の邸宅)である、ダウントン・アビーを舞台に、歴史の転換期で身分制度や社会情勢が変わる中、持ち主のロバート・クローリー一家と、その使用人達のドラマが語られます。
クローリー一家の爵位と財産の相続を巡って展開される、貴族同士や家族間でのイザコザ、政略結婚と恋愛関係をドラマチックに描きます。同時に、邸宅で働く使用人達の間では、家族や恋愛関係、社会の問題、使用人同士の確執等のドラマがノンストップで語られます。
ゴールデングローブ賞、プライムタイム・エミー賞等の各賞を総ナメにして、ギネス世界記録にも登録されているほど、高い評価を受けています。
ドラマ/映画版クリエーター:ジュリアン・フェロウズ
ジュリアン・フェロウズ(C) BANG Media International
自身で、(受け継がれる伯爵とは違う、一代貴族の称号の)男爵の爵位を持ち、貴族院の議員でもあるうえ、俳優、小説家、映画監督、脚本家という多才な肩書を持つジュリアン・フェロウズ氏。貴族と使用人を描いた映画『ゴスフォード・パーク』でアカデミー賞脚本賞を受賞した事から、製作総合指導のギャレス・ニーム氏に本作の共同企画を持ちかけられました。本作品でもエミー賞脚本賞を受賞しています。今年は、本作のスピンオフにもあたる「The Gilded Age」(アメリカ史の金ぴか時代)の脚本を担当。このアメリカの貴族歴史のドラマは、HBOで放送予定です。
「ダウントン・アビー」のメインキャラクター&そのキャストの現在をまとめて紹介!
①ロバート・クローリー(ヒュー・ボネヴィル出演)
「ダウントン・アビー」 -(C) Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
[キャラクター説明]
クローリー家の当主であり、アメリカ人の妻コーラとの間に、メアリー、イーディス、シビルの三人の娘を授かりますが、男子が産まれなかった為、爵位と財産相続に頭を悩ませます。軍隊経験もあり、人柄が良く、人望も厚い典型的英国紳士です。
「ダウントン・アビー」 -(C) Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
[キャストの現在]
私立の寄宿舎学校を卒業後、ケンブリッジ大学で、神学の学位を優秀な成績でおさめました。その後、ウェバー・ダグラス演劇芸術学校(現在の王立セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ)で演劇の勉強をしました。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー等の舞台で活躍し、映画やテレビにも進出します。(個人的には、『ノッティングヒルの恋人』でのバーニー役が印象に残っていますが)最近では、『ブレス しあわせの呼吸』のテディ役、「きかんしゃトーマス」「ちいさなプリンセス ソフィア」等の子供番組の声優や、テレビのナレーション業を多くこなしています。
②コーラ・クローリー(エリザベス・マクガヴァン出演)
(c) 2011 Carnival Film & Television Limited. All Rights Reserved.
[キャラクター説明]
アメリカの資産家のお嬢様であり、クローリー家当主と多額の資金を持って政略結婚します。3人の娘を授かり夫婦関係は悪くありませんが、男子が生まれなかった事を残念に思っています。変わりゆく社会情勢に立ち向かっていく家族を支える良き母です。
「ダウントン・アビー」 -(C) Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
[キャストの現在]
アメリカの名門校ジュリアード音楽院で演劇の学位をおさめる前より、プロデビュー。1981年の大作映画『ラグタイム』でアカデミー助演女優賞にノミネートされ注目を集めます。結婚を機にロンドンに拠点を移して二人の女の子の母でもあります。不定期に舞台、テレビ、映画で活動しており、「ダウントン・アビー」出演後は、数多くの映画(ブロックバスターではなく、映画監督でもある夫のサイモン・カーティス氏の制作作品等も含む、映画祭に出されるドラマ性が高い作品)に出演しています。シンガーソングライターでもあり、自ら主催のバンド活動も行なっているマルチタレント女優です。
③バイオレット・クローリー(マギー・スミス出演)
『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
[キャラクター説明]
ダウントン・アビーの先代の伯爵夫人、爵位と財産の相続を自分の直系の家族にさせる為、奮闘するお祖母様。かなりの毒舌家(これがこのシリーズの見どころ)ながら、長い人生の経験から真実を見抜く力は素晴らしく、尊敬されている。
『ミス・シェパードをお手本に』(C)2015 Van Productions Limited, British Broadcasting Corporation and TriStar Pictures,Inc. All Rights Reserved.
[キャストの現在]
「ダウントン・アビー」と言えば、マギー・スミスなしには、成り立たないくらいの存在感を出している超ベテラン女優です。大英帝国勲章、アカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞 と数えきれない受賞経験があります。映画『ハリー・ポッター』シリーズの厳しいマクゴナガル先生としての印象が強いですが、本作品では、コミカルなセリフを絶妙なタイミングで発する、ある意味チャーミングなお婆ちゃんを演じています。始めは乗る気ではなかった映画版『ダウントン・アビー』にも、ちゃんと出演しています!主演舞台が映画化された『ミス・シェパードをお手本に』はじめ、現在も年末公開予定の映画『A Boy Called Christmas』を撮影中です。
④メアリー・クローリー(ミシェル・ドッカリー出演)
「ダウントン・アビー」 -(C) Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
[キャラクター説明]
クローリー家の長女であり、スキャンダルから始まる彼女の人生は、昼ドラ並みにドラマチックです。爵位と財産の相続に一番悩まされる女性であり、地位を求めて恋人を探したり、地位を狙った男性に言い寄られたりと、波乱な人生を送った後、新たなパートナーを見つけます。映画版での、その後の人生が気になります!
ミシェル・ドッカリー(C)Getty Images
[キャストの現在]
英国の名門ギルドホール音楽演劇学校を優秀な成績で卒業と同時に、プロデビュー。舞台、テレビ、映画と幅広く活動、歌手としても、エリザベス・マクガヴァン主催のバンドと共演しています。本作後、1シーズンでキャンセルされた「グッド・ビヘイビア」、ネットフレックスのミニシリーズ「ゴッドレス -神の消えた町-」にレギュラー出演しています。現在は、今年新しく始まる登録制ビデオ・オン・デマンドサービスApple TV+で放送予定のドラマシリーズ「Defending Jacob」を撮影中です。