トニー・レオンのプロフィール
『レッドクリフ Part I』 トニー・レオン
トニー・レオン(梁朝偉)は1962年6月27日生まれの57歳。
香港の俳優・歌手です。
80年代にはドラマに多数出演し、共演したアンディ・ラウや現在の妻カリーナ・ラウ等と共に人気者となりました。
80年代の後半からは、ホウ・シャオシェン監督の映画『悲情城市』出演を切っ掛けに映画界に進出。
世界的な大ヒット・メーカー、ウォン・カーウァイ監督に見初められてからは『欲望の翼』、『恋する惑星』、そして第50回カンヌ国際映画祭コンペティション部門招待作品となった作品『ブエノスアイレス』など、長年に渡り彼の作品の常連となっています。
トニー・レオンの気になる身長は?
『ラスト、コーション』 -(C) Focus Features/WISEPOLICY
トニー・レオンの身長は、俳優の中では意外と小柄で167.5cm。
背が高く感じるのは、やはり滲み出る存在感とムード漂う表情から想像するイメージによるものなのかも!?
20代から変わらずスレンダーですし、インテリジェンスな雰囲気も漂っていて、未だ一貫したルックスをキープし続けているのも凄いところですね!
トニー・レオンの妻カリーナ・ラウとは戦友でもあった
4月19日、妻のカリーナ・ラウと共に香港電影金像奨に出席したトニー・レオン -(C) AFLO
トニー・レオンの妻は、女優のカリーナ・ラウ。
出会ったのは香港TVBが製作、全40話という長尺で人気を博したTVドラマ『鹿鼎記』(ろくていき)での共演した頃です。
当時トニー・レオンが22歳、カリーナ・ラウが19歳という、青春真っ盛りな年頃。
美男・美女という事で、お互いに沢山のファンを抱えていたでしょう。
カリーナが21歳の時、香港の実業家ジュリアン・ホイと婚約していましたが2年後には婚約破棄。
それは、トニー・レオンとの恋を選んだからなんだそうです。
20年来の恋人、カリーナ・ラウとブータンで挙式したトニー・レオン -(C) China Foto/AFLO
その後、『欲望の翼』や『大英雄』など数々の作品で共演し、恋人であり戦友でもあるスタンスで愛を温め続けます。
そして切磋琢磨しながら20年という長い歳月を経て、2008年の7月にめでたく結婚しました。
慎重で控えめな性格のトニーと、アクティブな性格のカリーナ。
現在はトニーが所属していたウォン・カーウァイ監督の映画会社、澤東電影公司との契約満期を迎えて、実質カリーナがトニーのマネジメントを務めているようです。
トニー・レオンの性格は?
この笑顔に癒やされる! 『レッドクリフ』のトニー・レオン photo:Ayako Ishizu
トニー・レオンは、優しい笑顔が印象的でとても控えめな性格として知られていますが、妻カリーナが見る彼はとても頑固な所があるようです。
でもそれは良い意味でもあって、現在カリーナはトニーのマネジメントをしていますが、10作品以上もの出演依頼を断っているそう。
というのも、大金を積まれても自分が納得のいく作品でないと梃子でも動かぬ強いポリシーの持ち主で、やりにくい程だそうです。
でも逆に信頼できてしまいますよね。
恋愛中も、アクティブなカリーナを見守りはすれど、言うことは聞かない頑固さがあったようですが、結婚してからは丸くなったらしいです。
トニー・レオンは親日家で日本が大好き!
『傷だらけの男たち』急遽来日したトニー・レオン
トニー・レオンは親日家として知られています。
冬には妻のカリーナ・ラウと共に日本でスキーを楽しむのが恒例行事だそうで、毎年日本に遊びに来ています。
去年2018年の12月に至っては日本に来た際、秘密裏にトニーだけ残って2か月間という長期滞在をしていた程です。
2007年に『傷だらけの男たち』の舞台あいさつで来日した時には、新潟県中越沖地震の被災者に向けて「被災されたみなさんが一日も早く落ち着いた暮らしを取り戻せるように、前向きに進んでほしいと思います」と励ましのメッセージを残しました。
トニー・レオンの三角関係は嘘!?
【玄里BLOG】本から読む映画「王家衛的恋愛」
トニー・レオンと言えば、共演作品の多い演技派女優マギー・チャンと妻カリーナ・ラウとの間で長年噂される "三角関係" があります。
マギー・チャンといえば、ジャッキー・チェンの『ポリスストーリー』シリーズで一躍人気スターの仲間入りをし、1990年に『欲望の翼』に出演して以降2000年の『花様年華』(写真上↑)などでトニーとは数多くの映画で共演して強い友情関係を築き上げています。
カリーナと同じく "戦友" という絆を築き、親密なことから長年 "三角関係" の噂が絶えません。
でもカリーナは「私が男なら、マギーとの噂をたてられるトニーを羨ましいと思うわ」と、マギーを立てる堂々ぶり。
2人でTV番組に出演してトニーについて話すなど、全く気にしていないようです。
トニー・レオンと金城武の関係
『レッドクリフ』来日会見(左から)リン・チーリン、チャン・チェン、トニー・レオン、ジョン・ウー監督、金城武、中村獅童
トニー・レオンは日本でも大人気の俳優、金城武といくつかの映画で共演して話題になりました。
ウォン・カーウァイ監督、1994年公開の大ヒット作『恋する惑星』ではオムニバスということもあり同じ現場での共演は無かったものの、それぞれ警察官として登場。
13年後の2007年には『傷だらけの男たち』で同じく警察官役としての共演を果たし、運命的なものを感じたそうです。
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金城武はトニー・レオンについて「彼が有名になったのは偶然ではない。彼にはある種の威圧感がある。初めての撮影シーンはとても興奮しました。
彼は現場ではとても落ち着いていて、その視線が撮影全体をコントロールしているようでした。
トニーとの撮影ではその目があまりにも魅力的で視線を合わせることができなかった。
彼のまなざしは人を引っ張っていく力があるから、映画監督をするべきだと思う」と評するなど、とてもリスペクトしていますし、良い関係を築いているようです。
その後は『レッドクリフ』シリーズでも共演しています。
トニー・レオンと木村拓哉の絆は?
トニー・レオン&ウォン・カーウェイ監督/『グランド・マスター』ジャパン・プレミア
トニー・レオンと言えば、ウォン・カーウァイ監督とタッグを組んだ作品群が有名ですが、その中で2004年に公開された『2046』では木村拓哉と共演を果たしています。
ウォン・カーウァイ独特の、台本のない撮影方法で木村拓哉が困惑し心折れそうな時、「このやり方を楽しめばいいよ」と強く励まし、力を与えてくれたのが共演したトニー・レオンだったそうで「恩人」と思っているそうです。
去年から2ヵ月に渡って、秘密裏に日本に滞在していたトニーは木村拓哉と再会し、木村拓哉が中国版ツイッターでツーショットを掲載した事も話題に!
いい友情関係が築かれているようです。
トニー・レオンはアクションも一流!骨折するもストイックに演じあげる!
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