『バッドボーイズ　フォー・ライフ』【ネタバレ】結末・サントラ・キャスト紹介！

『バッドボーイズ　フォー・ライフ』とは、マイアミの刑事コンビ、マイクとマーカスの活躍を描くアクションシリーズの第3弾。シリーズの監督を務めたマイケル・ベイに代わり、本作では新鋭コンビのアディル・エル・アルビとビラル・ファラーがメガホンを取っています。
17年ぶりの新作となる本作では、おなじみのウィル・スミス＆マーティン・ローレンスのコンビに加わり、若手俳優たちも参加。シリーズ最高とも言えるカーチェイスや銃撃戦など、体当たりのド派手なアクションも満載です。

最新作『バッドボーイズ　フォー・ライフ』を観る前に過去作をおさらいすれば、より本作を楽しむことができます。ネタバレの前に過去2作の簡単なあらすじをご紹介いたします。

ある夜、アメリカ・マイアミ市警に保管されていた１億ドル相当のヘロインが何者かによって盗まれてしまう事件が発生。外部に情報が漏れる72時間以内に盗まれたヘロインを押収するよう、麻薬特捜班のハワード警部は、この最重要任務をマイク＆マーカスのコンビ、通称バッドボーイズに命じます。

マイアミ市警の敏腕コンビ、マイクとマーカスは、大きな麻薬取引があるとの情報を得て潜入捜査に乗り込みますが、手がかりは得られませんでした。一方、マイクの恋人でマーカスの妹でもある連邦麻薬捜査局(DEA)捜査官のシドは、おとり捜査官としてフロリダを拠点とした麻薬王のジョニー・タピアに接近していましたが……。

マイアミ市警の敏腕刑事コンビ、マイクとマーカス。二人は長年、市警のために働いてきましたが、孫が誕生したマーカスは家族のことを考えて引退を決意しました。相棒を失ったマイクは、ハワード警部の指示でハイテク捜査班“AMMO”と新しいチームを結成することに。マイクはチームのリーダーで元恋人でもあるリタや若手捜査官たちと何度も衝突を繰り返します。

一方、メキシコのサンタマリア刑務所から凶悪な女囚人が脱獄します。彼女はある男に自分の逮捕に関わった警察たちを一人ずつ殺すように命じます。
ある夜、マイクが何者かに銃弾を3発撃たれ重傷に。彼の無事を神に祈るマーカス。AMMOはマイクを狙撃した犯人を捜査します。
半年後、マーカスの娘の結婚式に車椅子で現れたマイク。自分を撃った犯人を逮捕しようと引退したマーカスを説得しますが、彼はこのまま家族を見守っていくことを決断します。

ハワード警部の命令を押し切り捜査に乗り出すマイクでしたが、犯人はかつての市警の仲間たちを次々と殺害していき、ついにはハワード警部まで殺害されてしまいます。彼の死で現場復帰を決断するマーカス。”バッドボーイズ”は再び結成され、犯人の手がかりをもとに二人はメキシコへ渡ります。

捜査を進めるうちに判明した犯人の名前はイサベル・アレタス。彼女はかつてマイクがおとり捜査で潜入したメキシカン・マフィアの一員。若き日のマイクは、イサベルに惹かれ二人は愛し合っていました。しかし、マイクは任務を選び、彼女を逮捕。数年後、脱獄したイサベルは、息子アルマンドを送り込み、当時捜査に関わっていた警察たちに復讐していたのです。そしてアルマンドはマイクとの間にできた子供でした。自分の息子に命を狙われていたことを知ったマイクは、マーカスたちと共に彼女のいる屋敷へ乗り込みます。

マイクたちはAMMOと共にメキシカン・マフィアを撃破。しかし、マイクはイサベルとアルマンドを殺すことができませんでした。拳銃をマイクに向けるイサベルでしたが、マイクが実の父だと知ったアルマンドは彼を庇い撃たれてしまいます。そこへ駆けつけたリタに撃たれイサベルは死亡。重症を負ったアルマンドでしたが、銃撃戦により崩れ落ちそうな屋敷から転落しそうになったマーカスを、マイクと共に救出します。そして三人は無事に屋敷から生還します。
数か月後、捕まったアルマンドのもとへマイクが現れ「ここを出るチャンスがあるが興味はあるか？」と尋ねファイルを渡しました。

以上、『バッドボーイズ　フォー・ライフ』のネタバレ・結末となります。

続編を匂わすような終わり方を見せた『バッドボーイズ　フォー・ライフ』。なんとあのチャラ男、マイク・ラーリーに息子がいたのはびっくりでしたね。イサベルと恋に落ちたのは彼がまだマーカスと出会う前だったそうです。そんな過去作になかったようなシリアスな展開を見せた本作ですが、シリーズでおなじみの二人のコミカルな掛け合いは健在で、何度も笑ってしまいました。
本作からマイケル・ベイに代わりアディル・エル・アルビとビラル・ファラーがメガホンを取りましたが、ベイをリスペクトしたかのようなカメラワークがカッコ良かったです。また、ベイ本人もカメオ出演するなど、ファンにも嬉しいサプライズが！カーチェイス、銃撃戦など、現代の技術で作られた本作は、シリーズで一番と言えるほどのド迫力の映像で楽しませてくれました。