実写映画『約束のネバーランド』はジャンプ漫画原作!
『約束のネバーランド』 (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
『約束のネバーランド』は、週刊少年ジャンプにて連載中の漫画が原作の実写映画。原作の累計発行部数は1800万部(2020年2月現在)を突破しているほどの人気を誇っています。
監督は映画『僕だけがいない街』、『春待つ僕ら』など、数々の漫画原作の実写映画を手掛けてきた平川雄一朗。主演は『君の膵臓をたべたい』、『屍人荘の殺人』など、数々の有名映画に出演中の浜辺美波。
孤児院で育った少年少女たちが孤児院の秘密を知り、脱出を試みる――という、緊迫した心理戦交わる”脱出劇”を描きます。

老若男女問わずに愛されているマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」。今まで数々の名作がアニメ化、映画化されてきました。しかし、あまりに作品が多いので、どれを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか?今回は、おすすめの人気ジャンプアニメをランキング形式で25作紹介します!あなたにぴったりの名作が見つかるはず♪
実写映画『約束のネバーランド』のあらすじ
『約束のネバーランド』 (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
孤児院「グレイス=フィールドハウス」に住むエマ、ノーマン、レイは、母親的存在であるシスターのイザベラや、そのほか様々な人種の孤児たちと共に平穏な日々を過ごしていました。
ハウスでは、里親に引き取られていく孤児もおり、エマたちも「いつの日か親切な里親と出会い、ハウスの外の世界へ出たい」と望んでいました。
そんなある日、里親に引き取られたコニーがハウスから去った後、エマとノーマンは、コニーが以前から大切にしていたぬいぐるみが落ちているのを見つけます。
『約束のネバーランド』 (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
2人は「ハウスの門には近づいてはならない」というイザベラからの教えを破り、コニーが里親と一緒に向かった門へと向かいます。
しかし、そこには「鬼」と呼ばれる怪物に命を奪われるコニーの姿が。実は、ハウスはただの孤児院ではなく、鬼に良質な食糧を提供する「人間飼育場」だったのです。
エマたちが「ママ」と呼んで慕っていたイザベラは食糧を育てる飼育監でした。ハウスの秘密を知ったエマとノーマンは秀才なレイを始め、孤児たちに真実を伝え、ハウスから抜け出すために思考を凝らします。
しかし、ハウスには新たなるシスター「シスター・クローネ」が派遣され、事態は困難を極めるのでした…。果たして子どもたちは無事ハウスから抜け出せるのでしょうか?そして、ハウスの外にある世界とは…?
実写映画『約束のネバーランド』の見どころ
『約束のネバーランド』(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
「マンガ新聞大賞2017」で大賞、「このマンガがすごい!」のオトコ版で1位を獲得した原作をベースにした本作。果たして、その魅力とは、一体何でしょうか?ここでは、実写映画『約束のネバーランド』の見どころを3つご紹介します!
見どころ①閉鎖的な世界観とじわじわ迫りくる恐怖
『約束のネバーランド』 (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
「孤児院=人間農園」という、閉鎖的な世界観は本作の大きな魅力です。孤児院周辺は、森や柵、そして大きな壁に覆われているため、脱出は困難。門の周りには、いつ「鬼」がやって来るか分かりません。この閉ざされた空間こそが、本編の怖さをより際立たせます。
城桧吏 (C)2019マチトム製作委員会
洋画のサイコ・サスペンスでもありそうなストーリー設定ですね。「邦画よりも洋画派」という人でも楽しめるはず!逃げ場のない中で、どのように脱出劇を測るのか…という部分に注目しましょう!
見どころ②ママVS子ども!緊迫した心理戦
『約束のネバーランド』 (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
シスターのイザベラやシスター・クローネと子どもたちの心理戦は、本作の一番の見どころと言っても過言ではありません!
ハウスの秘密を知ったエマたちは、自分たちが秘密を知ったことをイザベラに悟られないようにしたり、シスター・クローネを利用しようとしたり、とにかく相手の心理の裏をかくようなシーンが盛りだくさん。
浜辺美波『君の膵臓をたべたい』/photo:You Ishii
ネタバレになってしまうため詳しくは書けませんが、裏の裏をかいた展開には思わず「やられた!」と叫んでしまいたくなるほどです。「どんでん返し」的な展開が好きな人にはたまらない作風でしょう。
見どころ③異なる強みを持ったメインキャラクター
『約束のネバーランド』ジャンフェスステージ (C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
原作では、メインキャラクターのエマ・ノーマン・レイは、それぞれ違った「強み」を持っています。3人ともハウスの中ではトップクラスの優秀な頭脳を持っていますが、それに加えてエマは運動神経がよく、ノーマンは戦略的な思考が得意、レイはたくさんの本から身に付けた”知識”が武器です。
北川景子/『パンク侍、斬られて候』完成披露舞台挨拶
この3人がそれぞれの強みを生かして脱出への計画を進めていく様子は本作の大きな見どころです。「この強みがここで生かされるのか!」とハッとさせられるような展開が盛りだくさん!
浜辺美波『君の膵臓をたべたい』/photo:You Ishii
1人ではできなかったことが「3人ならできる」という、ジャンプ作品らしい「友情」の描写も魅力ですね。3人と、そのほかの子どもたちがどのように力を合わせてシスターたちを出し抜いていくのか…。ぜひ本編をご覧になって確かめてみてください!