人気スターがカメオ出演した映画10選！！カメオ出演と友情出演の違いとは？

よく「〇〇がカメオ出演していた」とか "カメオ出演" という表現を使いますが、その意味について深く考えたりしませんよね。
"カメオ出演" の定義をザックリと言うと、作品の監督や原作者、また原作のモデルとなった人物などが "短い時間で強い印象" を与える登場をし、端役で出演することを意味します。

例えばスリラー映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック。
自身の作品の多くにひょっこりと顔を出しているので、もはや作品の中で彼の姿を探すのはファンの楽しみ。
他にも大物俳優や有名人、スポーツ選手、ミュージシャン、著名人などが端役で出演した際にも "カメオ出演" と表現されたりします。

"カメオ出演" について説明しましたが、よく似た言い回しで "友情出演" というのもありますよね。
大物俳優や有名人、スポーツ選手、ミュージシャン、著名人などが出演するという意味では "カメオ出演" と同じ。
でも明らかな違いは、作品の監督や出演俳優の友人スターが「出演料は度外視」で出演するところ。
プライベートな社交性はもちろん、仕事上でのリスペクト感の高さも重要となキーポイントとなります。
友情出演者は、自分には見合わない "破格の低出演料" もしくは "ノーギャラ" で出演するのです。
また、俳優自身が願い出てキャスティングされる場合もあります。

例えばわずか800万ドルで製作された映画「パルプフィクション」でのブルース・ウィリスの出演。
当時ブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」で大ブレイク中でしたが、まだ駆け出しだったクエンティン・タランティーノ監督の才能に惚れ込み自ら買って出て "破格の低出演料" を承諾した上でブッチ役をゲット！

欧米で初登場1位を記録し、世界中で大旋風を巻き起こした2018年のクライムサスペンス・コメディ『オーシャンズ8』。
サンドラ・ブロック始めケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイなどの大物女優が勢揃いしているだけでなく、47名に及ぶ豪華カメオ出演者のメンツにも注目が集まりました。

NYメトロポリタン美術館のファッション・インスティチュートの資金集めのイベント「METガラ」が舞台とあって、モデルのジジ・ハディッドの顔も。

そして全米を騒がす人気のセレブモデル、キム・カーダシアンと、彼女の異父姉妹でありモデルのケンダル・ジェンナー＆カイリー・ジェンナー姉妹も「METガラ」のシーンにに登場しました。

宝石が盗まれ、ボディチェックを受ける人々の中には何と！
テニスプレーヤーのマリア・シャラポワの姿も。
彼女はよく映画のプレミアにも登場したりと社交的ですが、自身が作品に出演したのは初めてかもしれません。

そして勿論「メットガラ」の主催者であり、アメリカ版「Vogue」の編集長アナ・ウィンターも登場！
彼女はファッション界の重鎮であり『プラダを着た悪魔』に登場する鬼編集長のモデルとなった人物でもあります。
他にもファッション・デザイナーのトミー・ヒルフィガーだったりも登場してファッショニスタにはタマらない演出がされていました。

そして、人気女優のダコタ・ファニングもカメオ出演しています。
モデルとして「メットガラ」のステージを踏む若手女優を演じているのが彼女。
『オーシャンズ8』は、こんなワクワクを随所に散りばめたカッコいい娯楽作品でしたね。

イギリスのロックバンド "クイーン" のフロントマン、フレディ・マーキュリーの人生に焦点を当て、2019年に空前のロングラン大ヒットを放った伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
クイーンのメンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラー自らが音楽プロデューサーと監修を手掛けた事でも話題になった作品で、まだ記憶に新しいですね。