『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』のみどころ
(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』は、劇場映画版アニメ『名探偵コナン』シリーズの記念すべき第1作。
「名探偵コナン」のテレビシリーズは2021年3月で放送1000回を超え、4月に公開予定の劇場版作品『名探偵コナン 緋色の弾丸』は第24作となります。
1997年に公開された『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』から24年、原点ともいえるこの作品はコナンファンから愛され続ける名作です。

はじめての人向け『名探偵コナン』あらすじ&キャラクター紹介!ネタバレありで紹介!
https://pickup.cinemacafe.net/articles/2063「名探偵コナン」のだいたいのストーリーは知っているけど、いまから読むのは大変そう……と思っている人は案外多いのではないでしょうか。そんなみなさんのために、サイドストーリーは一切除外、原作単行本を基礎にメインストーリーだけを、「これから『名探偵コナン』に触れる人」向けにご紹介します!
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』のネタバレあらすじ
(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS
プロローグ…黒川邸にて黒川大造が殺害された事件の犯人を、江戸川コナンがみつけて解決します。
工藤新一宛に高名な建築家・森谷帝二から、4月29日に開かれるパーティーへの招待状が届きます。
コナンになってしまっている新一は、行くことができないので代わりにコナンを連れて出席してくれるよう、幼馴染の毛利蘭に依頼。
代わりに新一の誕生日前夜5月3日にオールナイトの映画に行こうと誘われ、断りきれない新一なのでした。
そして蘭から「赤と青どっちが好き?」と新一は聞かれ、蘭のラッキーカラーが「赤」だと知っていた新一は「赤」を選びます。
名探偵コナン 純黒の悪夢 13枚目の写真・画像
コナンと蘭、そして毛利小五郎は、森谷邸のパーティーへ。
森谷帝二はシンメトリーな建築に、非常に強いこだわりをもっていることを語ります。
森谷が出したクイズに正解したコナンと毛利親子が、これまでの建築作品を並べたギャラリーを案内してもらうと、そこにはプロローグの事件が起きた黒川邸の写真も。
5月3日、プラスチック爆弾の原料となる爆薬が大量に盗まれたというニュースを見るコナン。
次に黒川邸が火事というニュースも流れます。
そこで新一に犯人を名乗る男から電話が!次のターゲットはコナンの同級生の少年探偵団の子供たち。
間一髪で爆弾が仕込まれたラジコンから子供たちを救ったのも束の間、また電話。「13時ちょうどに米花駅で新たな爆発」があるという予告でした。
名探偵コナン・ワールド
米花駅で、時刻ぎりぎりで爆弾をみつけ捨てることに成功したコナンに、また予告電話が。「東都環状線に5発爆弾を仕掛けた」というのです。
これもなんとかコナンの推理で5発とも発見することに成功。
このうちの1発が、森谷帝二が30代で建築した橋の近くにあったことに着目したコナンは、黒川邸も森谷の30代の建築であることを思い出し、毛利たちと森谷邸に向かいます。
ギャラリーに侵入したコナンは、かつて新一が事件の真相が暴いたことで、計画がなくなった「西多摩ニュータウン」の完全にシンメトリーな模型を発見。森谷は新一に恨みをもっていたのです。
犯人が森谷だと暴いたコナンでしたが、計画はまだ終わっておらず、蘭が新一と待ち合わせをしている「米花ビル」が最終ターゲットに!
爆発が起こり、コナンは森谷が持っていた爆弾の設計図を手に米花ビルへと急行します。
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS
待ち合わせ場所だったロビーの受付にコナンは電話をかけ、そこにいた蘭に近くの紙袋の中の爆弾を探してもらいます。
非常口を隔ててコナンが指示を出し、蘭がハサミでコードを切って0時3分に爆発する時限爆弾を解体することに…。
時刻は0時…蘭は「新一、ハッピーバースデー」と伝えるのでした。
爆発まで3分、最後に残ったのは設計図に書かれていない「赤と青」の2本のコード。
コナンは蘭に選択を託し、蘭は「青」を切ることを選び、爆発は回避!
実は森谷は蘭のラッキーカラーが「赤」だと知った上で、赤を切ると爆発するように設計していましたが、蘭は「赤い糸は新一と繋がってるかもしれない」という理由で「青」を切ったのでした。

映画『名探偵コナン』の作品一覧!歴代23作全部まとめて公開順に大紹介!
https://pickup.cinemacafe.net/articles/2058漫画連載25年め、アニメ放送23年め。『名探偵コナン』という作品は、この世に登場してから生まれた人たちもすっかり成人してしまうほど長きに渡って愛され続けています。今回は映画『名探偵コナン』23作品を公開順にすべてご紹介します。あなたは何本観ましたか?
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の登場人物
(C) 2013青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
劇場版代1作の『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』には、主要なキャラクターである怪盗キッドは登場しません。この先も20年以上登場することになる主要キャラクターを紹介します。
■江戸川コナン
名探偵コナン 戦慄の楽譜 1枚目の写真・画像
主人公の江戸川コナンは小学1年生の少年ですが、実は天才高校生探偵である工藤新一が、謎の薬で幼児化させられています。
工藤新一はコナンとして「毛利探偵事務所」に出入りし、多くの事件を解決。「見た目は子供、頭脳は大人」の名探偵です。
■工藤新一
名探偵コナン 戦慄の楽譜 5枚目の写真・画像
工藤新一は江戸川コナンの実の姿。「東の高校生探偵」として様々な難事件を解決し有名になりましたが、謎の薬によって子どもになってしまいます。
現在は江戸川コナンとして生活し、もとの高校生の身体に戻る方法を探索中です。
■毛利蘭
名探偵コナン 漆黒の追跡者 5枚目の写真・画像
毛利蘭は、工藤新一の幼馴染みで高校の同級生で恋人でした。
帝丹高校の空手部主将でインターハイで優勝経験したこともある、かなりの強者。
コナンになってしまったことで、突然姿を消した新一をずっと待ち続ける健気な面もあります。
■毛利 小五郎
名探偵コナン ゼロの執行人 11枚目の写真・画像
毛利小五郎は蘭の父親で、「毛利探偵事務所」所長であるダメ探偵。
本人は毎回気づいていないものの、コナンが小五郎を時計型麻酔銃を使って眠らせて操り、「毛利小五郎」として事件を解決するので、名探偵「眠りの小五郎」として有名です。