怖くて美しい『ウィッチ』のあらすじ&みどころ！新感覚ダーク・ファンタジー・ホラー！

本作は、全世界24の映画祭に招待され、ファンの圧倒的な支持を獲得した新感覚ダーク・ファンタジー・ホラー。魔女をテーマにして全米大ヒット＆3週連続ランクイン、2015年サンダンス映画祭監督賞を受賞し、全米を震撼させました。

1630年、ニューイングランド。父ウィリアム（ラルフ・アイネソン）と母キャサリン（ケイト・デッキー）は、5人の子どもたちと共に敬虔なキリスト教生活をおくるため、森の近くの荒れ地にやって来ました。しかし、赤子のサムが何者かに連れ去られ、行方不明に。

連れ去ったのは森の魔女か、それとも狼か。悲しみに沈む家族でしたが、父ウィリアムは、ある疑念を抱きます。美しい愛娘トマシン（アニヤ・テイラー＝ジョイ）が魔女なのではないか、と。疑心暗鬼になった家族は、やがて狂気の淵に陥っていき…。

果たしてトマシンは本当に魔女なのでしょうか？そしてこの物語が迎える結末とは...。

この物語の見どころとして、村を追われたひとつの家族が、子どもが行方不明になったことをきっかけに狂気に陥ってゆく姿、それによって起こるショッキングな事件の数々、不気味な音楽、より恐怖を煽る色味の少ない無機質な風景、実の父に魔女ではないかと疑いをかけられた少女トマシンの美しさなどが挙げられます。

本作で主人公トマシンを演じたのは、アニヤ・テイラー＝ジョイ。昨年英国アカデミー賞（英国映画テレビ芸術アカデミー）において若手の俳優・女優に送られるライジングスター賞にノミネートされ、注目を浴びています。また、本作での圧倒的な存在感と評価でM.ナイト・シャマラン監督の『スプリット』のヒロインや、リドリー・スコットの息子ルーク・スコット監督作品『モーガン プロトタイプL-9』に抜擢。

『スプリット』では、23の人格を持つ男に拉致され、密室に閉じ込められる女子高生3人組のうちのひとりを熱演しました。

監督・脚本をつとめたのは新進気鋭のロバート・エガース。本作でサンダンス映画祭監督賞を受賞しています。さらに、定評ある演出で『吸血鬼ノスフェラトゥ』（1922）のリメイク監督に大抜擢。

主演のアニヤ・テイラー=ジョイの演技力と、監督のロバート・エガースの演出力が光る『ウィッチ』は、2017年7月22日（土）より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定です！