ぶっとびサバイバル・アドベンチャー!『スイス・アーミー・マン』のあらすじ
■あらすじ① 無人島に漂流した青年が見つけたものは?
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
無人島に漂着し、助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたそのとき、波打ち際に人の姿を発見します。あわてて駆け寄りますが、それはすでに死体と化した若い男でした。
■あらすじ② まさかの方法で無人島脱出!
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
再び絶望のどん底に突き落とされるハンクですが、ふと死体に目をやると、ガスが溜まり浮力を持っていることに気づきます。その力はどんどん大きくなり、ついに勢いよく動きだしました!ジェットスキーのごとくその死体に乗ったハンクは、思わぬかたちで島から脱出するのでした…。
■あらすじ③ 死体を使ってサバイバル!
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
途中で水に落ちたハンクが目を覚ますと、そこはまたもや人気のない場所でした。しかし死体に救われたと感じたハンクは、それ以来死体とともに行動するようになります。
死体の口にたまった雨水を飲み、死体の研ぎ澄まされた歯でひげをそり、死後硬直した腕で大木を割り…。ハンクは死体に思わぬ便利な使い道を見出します。
■あらすじ④ ついに死体がしゃべりだす!?
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
いままでにない斬新なサバイバルをするものの、ハンクは相変わらず孤独でした。死体でもいいから会話がしたいと思った彼は、死体に「メニー」と名付けます。その瞬間、死体から返答が…!?友情とも愛情ともとれる奇妙な関係を築いていく2人は、はたして無事に家に帰ることができるのでしょうか?
公式サイトで公開中!メニーの便利な10の機能
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
『スイス・アーミー・マン』の公式サイトでは、スイス・アーミー・ナイフ(十徳ナイフ)のごとく便利な死体、メニーの10の機能を公開中!カッター、水筒、バーナー、銃など、9月19日の時点で8つの機能が明らかになっています。どういう原理でその機能が使えるのか、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください!

ダニエル・ラドクリフ主演、ポール・ダノ共演。世界が絶賛した奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャー!『スイス・アーミー・マン』2017年9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!
笑って泣けて、考えさせられる!?『スイス・アーミー・マン』のみどころ
■下ネタ、ブラック・ジョーク満載のやりたい放題!
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
とにかくハチャメチャでブラックな笑いが満載なのが、この作品のみどころのひとつです。おならにはじまる数多くの下ネタ、死体をさんざんいじくりまわして便利な使い道を見いだすシュールさ、さらには愛に目覚めたメニーと女装したハンクのBL的展開も…?人によっては笑えない(?)要素がたくさん出てきます。
■生死を越えた2人の絆に思わずホロリ!?
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
サバイバル生活を続けていくうちに、友情とも愛情ともとれる奇妙な関係を築いていくメニーとハンク。しかし傍からみればメニーはただの死体にすぎず、ハンクは動かぬ死体を連れて会話する変人にしか見えないわけで…。2人が選んだ結末には、思わず涙してしまうかもしれません。
■生きるとは?死ぬとは?人間にとって普遍のテーマを考えさせられる
『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,
こんなにおバカでシュールな作品なのに、人間にとっての普遍的なテーマ"生と死"をしっかりと考えさせる、哲学的な一面も持ち合わせています。生きているものの、長らく人と離れて死んだも同然の生活を送ってきたハンクと、死んでいるものの、彼にしかない役割を得て生きる喜びを見いだそうとするメニー。「生きること」に欠けた2人が、生きること、そして死ぬことの意味を教えてくれる気がします。