ダニエル・ラドクリフが死体役!?『スイス・アーミー・マン』のあらすじ・キャスト・みどころを紹介!

ダニエル・ラドクリフが死体役!?『スイス・アーミー・マン』のあらすじ・キャスト・みどころを紹介!

無人島に漂着した青年が、死体を使って家を目指すという、奇想天外なストーリーが話題の『スイス・アーミー・マン』。いよいよ9月22日より日本での公開がスタートします。まさかの死体役にダニエル・ラドクリフを起用するなど、ぶっとび要素満載のこの作品。あらすじ、みどころ、キャストなど、気になる情報をまとめました。


ぶっとびサバイバル・アドベンチャー!『スイス・アーミー・マン』のあらすじ

あらすじ① 無人島に漂流した青年が見つけたものは?

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

無人島に漂着し、助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたそのとき、波打ち際に人の姿を発見します。あわてて駆け寄りますが、それはすでに死体と化した若い男でした。

あらすじ② まさかの方法で無人島脱出!

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

再び絶望のどん底に突き落とされるハンクですが、ふと死体に目をやると、ガスが溜まり浮力を持っていることに気づきます。その力はどんどん大きくなり、ついに勢いよく動きだしました!ジェットスキーのごとくその死体に乗ったハンクは、思わぬかたちで島から脱出するのでした…。

あらすじ③ 死体を使ってサバイバル!

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

途中で水に落ちたハンクが目を覚ますと、そこはまたもや人気のない場所でした。しかし死体に救われたと感じたハンクは、それ以来死体とともに行動するようになります。

死体の口にたまった雨水を飲み、死体の研ぎ澄まされた歯でひげをそり、死後硬直した腕で大木を割り…。ハンクは死体に思わぬ便利な使い道を見出します。

あらすじ④ ついに死体がしゃべりだす!?

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

いままでにない斬新なサバイバルをするものの、ハンクは相変わらず孤独でした。死体でもいいから会話がしたいと思った彼は、死体に「メニー」と名付けます。その瞬間、死体から返答が…!?友情とも愛情ともとれる奇妙な関係を築いていく2人は、はたして無事に家に帰ることができるのでしょうか?

公式サイトで公開中!メニーの便利な10の機能

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

『スイス・アーミー・マン』の公式サイトでは、スイス・アーミー・ナイフ(十徳ナイフ)のごとく便利な死体、メニーの10の機能を公開中!カッター、水筒、バーナー、銃など、9月19日の時点で8つの機能が明らかになっています。どういう原理でその機能が使えるのか、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください!

『スイス・アーミー・マン』公式サイト

http://sam-movie.jp/

ダニエル・ラドクリフ主演、ポール・ダノ共演。世界が絶賛した奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャー!『スイス・アーミー・マン』2017年9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!

笑って泣けて、考えさせられる!?『スイス・アーミー・マン』のみどころ

下ネタ、ブラック・ジョーク満載のやりたい放題!

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

とにかくハチャメチャでブラックな笑いが満載なのが、この作品のみどころのひとつです。おならにはじまる数多くの下ネタ、死体をさんざんいじくりまわして便利な使い道を見いだすシュールさ、さらには愛に目覚めたメニーと女装したハンクのBL的展開も…?人によっては笑えない(?)要素がたくさん出てきます。

生死を越えた2人の絆に思わずホロリ!?

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

サバイバル生活を続けていくうちに、友情とも愛情ともとれる奇妙な関係を築いていくメニーとハンク。しかし傍からみればメニーはただの死体にすぎず、ハンクは動かぬ死体を連れて会話する変人にしか見えないわけで…。2人が選んだ結末には、思わず涙してしまうかもしれません。

生きるとは?死ぬとは?人間にとって普遍のテーマを考えさせられる

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

こんなにおバカでシュールな作品なのに、人間にとっての普遍的なテーマ"生と死"をしっかりと考えさせる、哲学的な一面も持ち合わせています。生きているものの、長らく人と離れて死んだも同然の生活を送ってきたハンクと、死んでいるものの、彼にしかない役割を得て生きる喜びを見いだそうとするメニー。「生きること」に欠けた2人が、生きること、そして死ぬことの意味を教えてくれる気がします。

個性豊かな『スイス・アーミー・マン』のスタッフ&キャスト紹介

監督&脚本:ダニエル・クワン&ダニエル・ダニエル・シャイナート(ダニエルズ)

この奇想天外な作品を手掛けるのは、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナート、2人のダニエルからなるクリエイティブ・デュオ、ダニエルズです。DJスネークとリル・ジョンのミュージックビデオ「Turn Down for What」で第57回グラミー賞最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされた彼らは、音楽業界ではかなり知られた存在。そんな2人が初めて手掛けるこの映画も、彼らならではのクレイジーな世界観がふんだんにつめこまれています。

死体(メニー)役:ダニエル・ラドクリフ

死体のメニー役には、『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみのダニエル・ラドクリフ。舞台「エクウス」でフルヌードを披露したり、『ホーンズ 容疑者と告白の角』で角をはやしたりと、ハリー・ポッターのイメージを覆す役も多い彼ですが、今作でも便利な機能をもったしゃべる死体という斬新な役に挑戦しています。

ダニエル・ラドクリフ-(C)Getty Images

特に今回はおしりまるだしでおならをしたり、放送禁止用語を真顔で連発したりと、とにかく体をはった演技を見ることができます。美しいおしりの持ち主であるリア・オブ・ザ・イヤー2015に輝いたことも、この役に影響しているのでしょうか…?

ハンク役:ポール・ダノ

『ルビー・スパークス』 -(C) 2012 Twentieth Century Fox

無人島に漂着し、死体とともに家を目指す青年ハンクを演じるのはポール・ダノ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた若手実力派俳優です。幸薄そうな青年役が似合うポールですが、今作は頼りないながらもたくましくサバイバルを続けるハンクを熱演しています。

サラ役:メアリー・エリザベス・ウィンステッド

メアリー・エリザベス・ウィンステッド/『10 クローバーフィールド・レーン』(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ハンクが思いを寄せる女性サラを演じるのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。『10 クローバーフィールド・レーン』『ファイナル・デッド・コースター』など、一風変わった作品への出演が多い彼女ですが、今作のハンクとメニーの奇妙な関係にどう関わってくるのでしょうか?

プライベートでも仲良し!ダニエルとポールが語る、撮影裏話

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

ストーリーのほとんどがメニーとハンクの2人で進んでいくこの作品。息の合った演技を見せてくれたダニエル・ラドクリフとポール・ダノは、プライベートでも仲良しだそうです。そんな2人が撮影の裏話を語ってくれました。

ダニエル「僕が瞬きしたら全部撮り直しだな」

ダニエル・ラドクリフ-(C)Getty Images

撮影中にダニエルが最も苦労したのは、瞬きをしないこと!確かに、しゃべりはすれども死んでいるわけですからね…。特にポールが込み入った演技を完璧にこなしているときは、「ここで僕が瞬きすれば全部撮り直しだな」とヒヤヒヤものだったそうです。

ポール「やり直せるなら、もう少し鍛えてから撮影に挑むよ」

ポール・ダノ/『Prisoners』 in 第38回トロント国際映画祭/Photo:Izumi Kakeya

終始死体のダニエルを担ぎっぱなしだったポールは「楽しかったけど、全員がフル回転していたからかなり消耗した(笑)。やり直せるなら、次はもう少し鍛えてから撮影に挑むよ」とのこと。ポールは見るからに細身ですからね。でも鍛えてムキムキになると、イメージに合わないような…。

『スイス・アーミー・マン』の気になる評価は?

『スイス・アーミー・マン』ティザービジュアル (C)2016 Ironworks Productions,

とにかく奇想天外でぶっとんだ本作ですが、インディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭では監督賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭では作品賞と主演男優賞、そしてヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では観客賞を受賞するなど、数々の映画祭で評価されています。

『スイス・アーミー・マン』 (C)2016 Ironworks Productions,

筆者的には、この映画はかなーり人を選ぶ作品だと思います。この映画に出会えてよかった!と感動する人もいれば、何がおもしろいのかさっぱり分からない…と首をかしげる人もいる、賛否両論巻き起こりそうな印象です。しかしその両極端な評価があるからこそ、この作品は真におもしろい作品といえるのかもしれません。

9月22日、いよいよ日本公開!

奇想天外でハチャメチャな青春サバイバル・アドベンチャー『スイス・アーミー・マン』は、いよいよ9月22日に公開です!メニーとハンクのへんてこなサバイバルと絆を、ぜひ劇場の大スクリーンで味わってください。

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