『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
© 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
破格の伝説の数々を打ち立てた男は、26歳で証券会社を設立、年収4900万ドル(49億円)を稼ぎ出し、誰も思いつかない大胆なアイディアと、一瞬にして人を虜にする話術で瞬く間に成功。学歴もコネもないのにどうやってのし上がり、“ウォール街のウルフ”と呼ばれるようになったのか――?
とにかく物語のスケールが大きくて主人公の成り上がりっぷりがとても爽快な飽きさせない作品です。
『幸せのちから』
2006,アメリカ,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2006 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
クリス(ウィル・スミス)はサンフランシスコで暮らす医療機器のセールスマン。家庭では5歳の息子・クリストファー(ジェイデン・スミス)の良き父親だが、セールスの方は思うようにいかず、家族を養うこともままならない。朝から晩まで働き通しで家計を支えてきたパートナーのリンダ(タンディ・ニュートン)も、とうとう苦労に耐えかねて、家を出て行ってしまう。そんなある日、学歴無用で高給取りへの道が開けると聞いたクリスは、一流証券会社の株式仲買人養成コースに申し込む。だが半年の研修期間中は無給。しかも家賃滞納でアパートを追い出され、クリスの奮闘の日々が始まった。ホームレス生活をひた隠しにしながら厳しい研修をこなす一方で、今夜のベッドの確保に奔走するクリス。そんな彼の心の支えは、どんな時も父親への変わらぬ愛と信頼が寄せる、けなげなクリストファーの存在だった。クリスは愛する息子の笑顔に励まされながら、まだ見ぬ幸せを目指して走り続ける...。
うまくいかない時に元気をもらえます。親子の絆が素晴らしい心温まる作品です。
『しあわせの隠れ場者』
2009,アメリカ,ワーナー・ブラザース
© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVED
実の母親の元を離れ、ホームレス状態になったオアーは、高校2年生の時に裕福な家庭の母親と出会い、養子として迎えられる。温かな家族の愛に触れ、家族の大切さを知るオアー。そしてその家族と共に知らなかった自分の驚くべき才能を開花させていく――。昨年4月にプロのアメフト・リーグNFLのボルティモア・レイブンズにドラフト指名された新人プレイヤー、マイケル・オアーの半生を描いたノンフィクション。
アメリカ社会の中にある数々の問題を取り上げていますが決して重苦しくはなく、コメディタッチに仕上げれていて最後は心温まるハッピーエンドなので気軽に観ることができます。
『ソーシャル・ネットワーク』
2010,アメリカ,SPE
© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
反抗的な性格の持ち主ながら頭の回転が速く天才肌のマーク・ザッカーバーグはある日、ハーバード大学内で注目を集めるため、親友のサベリンとある計画を立てる。インターネット業界伝説の男、シアン・パーカーに導かれ、ふたりが始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」はアイヴィー・リーガーたちの絶大な支持を受け、やがて社会現象を巻き起こすまでに!彼らは一躍有名になったが、気がつくと人間関係という直接的な愛憎の渦に巻き込まれていた...。世界最大のSNSサイト「Facebook」創始者の真実を描いたストーリー。
アイデアを実行することの価値や素晴らしさを学べる映画です。行動したいけど躊躇ってしまい、なかなかできない人におすすめです。
『スティーブ・ジョブズ』
2015,アメリカ,東宝東和
© Universal Pictures
パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる。現代ではすっかり当たり前のライフスタイルを実現させた男、スティーブ・ジョブズ。本作は、アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界で最も有名なカリスマの生き様の全てに迫った人間ドラマです。
スティーブ・ジョブズを美化せずにありのままを伝えることで彼の圧倒的な存在感を描くことができています。
『スラムドッグ$ミリオネア』
2008,アメリカ,ギャガ・コミュニケーションズ
© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation
インドのスラム街で育った孤児のジャマール(イルファン・カーン)は、世界的な人気番組「クイズ$ミリオネア」で、あと一問で全問正解という状況にいた。だが、無学の少年が答えられるはずないと、司会者には疑われ、賞金の支払いを渋るTV番組会社の差し金で警察に連行され、尋問を受けることになる。一体なぜ、ジャマールは100ドル札に印刷された大統領の名前や、ピストルの発明者を知り得たのか...?警察の尋問、クイズが続く番組、そして彼の子供時代の記憶を行き来しながら、貧富の差が混在するインドを生き抜いた少年の人生を描く。
終始スピード感と迫力があり雰囲気がとても良い作品となっています。キャラクターに個性があって魅力的です。
『デザート・フラワー』
2009年,ドイツ、オーストリア、フランス,エスパース・サロウ、ショウゲート
© Desert Flower Filmproductions GmbH
アフリカの貧しい家庭で生まれ育ったワリス・ディリー(リヤ・ケベデ)は、13歳のときに父親にお金と引き換えに結婚させられそうになったことがきっかけで、家族の元を離れる。広大な砂漠をたったひとりで抜け出し、ロンドンへたどり着いたワリスは、刺激に満ちた大都会で、孤独な路上生活を送っていた。そんなある日、一流ファッションカメラマンにスカウトされ、彼女はショーモデルへと劇的な転身を遂げる。やがて名実ともに世界的トップモデルとなったワリスだったが、彼女には衝撃の過去があった――。
単純なサクセスストーリーだと思ってみたら大きなショックをうけることになります。宗教問題も取り扱った奥深い作品です。
『ジャージー・ボーイズ』
2014,アメリカ,ワーナー・ブラザース
© 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENT
ニュージャージーの貧しい町で生まれ育った4人の若者。この町から抜け出すには、軍隊に入るか、ギャングか、スターになるしかない。4人は最後の選択肢“スター”を選んだ。神から与えられた類まれな歌声と、曲を作る才能、そして完璧なハーモニーだけで、なんとかスターダムにのし上がるが、待っていたのは栄光の果ての挫折。しかし、それでも彼らは歌い続けた――。
本格的で完成度の高いミュージカルもさることながらドラマの部分においてもとても面白いです。
『イヴ・サンローラン』
2010,フランス,ファントム・フィルム
© 2010 LES FILMS DU LENDEMAIN - LES FILMS DE PIERRE - FRANCE 3 CINEMA
ココ・シャネル、クリスチャン・ディオールらとともに20世紀のファッション業界の最高峰で、引退する2002年まで活躍し続けたイヴ・サン=ローラン。モード界におけるイヴ・サン=ローランの輝かしい功績を綴りながら、ブランドの歴史や彼自身のありのままの素顔や言葉が、50年間彼と共に歩んできたピエール・ベルジュによって初めて語られる。イヴ・サン=ローランの創造への苦悩や愛の日々を描いた公式ドキュメンタリー。
才能が一点に集中してしまったが故に人間性が欠落してしまった男の人生を描いた作品です。とても内容が濃く、見応えのある作品です。
『ココ・シャネル』
2008,アメリカ、イタリア、フランス,ピックス
© 2009 ALCHEMY/PIX ALL RIGHTS RESERVED.
1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。空白の15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。
シャネルの立ち振る舞いがセンシティブで周りに流されない姿が爽快です。