エリザベス女王ってどんな人?
エリザベス女王-(C)Getty Images
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国を統治するエリザベス2世女王。正式なお名前はエリザベス・アレクサンドラ・メアリーとおっしゃいます。お父上のジョージ6世が急逝されたことを受け、わずか25歳で王座に就かれました。王配のエディンバラ公フィリップ殿下との間に、チャールズ王子、アン王女をもうけられています。
ドラマ「ザ・クラウン」のここがすごい
■製作人が豪華!
第74回ゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞と女優賞を獲得した「ザ・クラウン」。イギリスのショービス界を牽引する豪華製作陣で作成しています。
脚本は映画『クイーン』を担当したピーター・モーガン。『クイーン』ではヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じました。
衣装を担当したのはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞に輝いたこともあるミシェル・クラプトン。
ひときわ目を引く煌びやかなドレスは、戴冠式などで着用した本物の衣装を参考に制作されているそうですよ。
■製作費はなんと130億円!
「ザ・クラウン」シーズン1全10話を撮影するために費やした日数は約250日だそうです。スタッフとキャストを併せた人員も膨大で、製作費は計2シーズンで1億ポンド(約130億円)はかかると見込まれています。
気になる「ザ・クラウン」のあらすじは?
イギリス国王ジョージ6世(ジャレッド・ハリス)の長女として生まれたエリザベス(クレア・フォイ)は、ギリシャ貴族の血を引くフィリップ(マット・スミス)と結婚式を挙げます。やがてチャールズ皇太子とアン王女が生まれ、エリザベスは妻として、そして母として幸福の絶頂にありました。しかしエリザベスが公務でイギリスを離れている間に、父のジョージ6世が急逝。
僅か25歳にして女王となったエリザベスは、どのようにイギリス国民の信頼を勝ち得ていったのでしょうか。激動の半生を描いています。
ドラマの前半では夫のフィリップ殿下とのロマンスも描かれています。
エリザベス女王役はクレア・フォイ
エリザベス女王を演じるのは、BBCドラマ「ウルフ・ホール」のアン・ブーリン役でおなじみのクレア・フォイです。
フィリップ殿下にはマット・スミス
マット・スミス-(C)Getty Images
エリザベス女王の王配フィリップ殿下には、イギリスの人気テレビシリーズ「ドクター・フー」に出演するマット・スミス。マットは第2のカンバーバッチと言われる注目の俳優です。
首相チャーチル役はジョン・リスゴー
ジョン・リスゴー - (C) Getty Images
アメリカのベテラン俳優ジョン・リスゴーが演じるのは、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルです。初めは若いエリザベスを侮っていますが、少しずつ尊敬の念を抱くようになり、やがて良き相談相手となります。