『レンブラントの夜警』『リリーのすべて』芸術家を描いたおすすめ映画まとめ

『レンブラントの夜警』『リリーのすべて』芸術家を描いたおすすめ映画まとめ

芸術家ってちょっと変わってて魅力的ですよね。そんな芸術家を描いた映画を紹介します。


『エゴン・シーレ 死と乙女』

2016,オーストリア・ルクセンブルク,アルバトロス・フィルム
© Novotny & Novotny Filmproduktion GmbH

ときを遡ること1910年。美術アカデミーを退学したシーレは、画家仲間と“新芸術集団”を結成、16歳の妹ゲルティの裸体画で頭角を現していた。そんなとき、彼は場末の演芸場でヌードモデルのモアと出逢う。 褐色の肌を持つエキゾチックな彼女をモデルにした大胆な作品で一躍、脚光を浴びるシーレ。その後、敬愛するグスタフ・クリムトから赤毛のモデル、ヴァリを紹介されたシーレは、彼女を運命のミューズとして数多くの名画を発表。幼児性愛者という誹謗中傷を浴びながらも、シーレは時代の寵児へとのし上がっていく。しかし、第一次世界大戦が勃発。シーレとヴァリの愛も、時代の波に飲み込まれていく――。
主人公の考え方は理解しづらくて共感は得られないかもしれませんが物語としての面白さがあり芸術の美しさや怖さを垣間見ることができます。

『リリーのすべて』

2015,イギリス、ドイツ、アメリカ,東宝東和
© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。
美しく繊細な作品です。主人公が心と体の違いに苦悩する描写やそのカップルの残酷な運命がとても切ないです。

『ファクトリー・ガール』

2006,アメリカ,ファントム・フィルム、AMGエンタテインメント、エイベックス・エンタテインメント
© 2006 Factory Girl.LLC

1965年、ニューヨーク。アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)が“FACTORY”と呼ばれるスタジオを構え、ポップ・アートの旗手として君臨していたある日、ひとりの魅力的な女の子が、活気と才能であふれるこのスタジオに登場した。由緒ある名家・セジウィック家の令嬢・イーディ(シエナ・ミラー)。大きな瞳に痩せっぽちの身体で奔放にふるまう彼女は、たちまちウォーホルとFACTORYに気に入られ、瞬く間に時代のミューズとなった。だが、あるひとりの人気絶頂のロック・スター(ヘイデン・クリステンセン)との出会いから、“ファクトリー・ガール”の運命の転落が始まる...。その美貌と圧倒的な存在感で一躍ポップ・カルチャーのアイコンとなりながらも、28歳という若さでこの世を去ったイーディ・セジウィックをシエナ・ミラーが熱演。
クリアながらも時代を感じさせる映像が作品の雰囲気を引き出していて全体的に完成度の高い作品です。

『レンブラントの夜警』

2007,カナダ、フランス、ドイツ、ポーランド、オランダ、イギリス,東京テアトル、ムービーアイ
© Nightwatching B.V. 2007

1642年、35歳のレンブラント(マーティン・フリーマン)は、一流の肖像画家としてヨーロッパ中にその名を轟かせ、妻のサスキアの優秀なビジネス手腕も手伝って、莫大な富を築いていた。その上、ふたりの間には待望の男子が誕生し、レンブラントはまさに人生の絶頂期にいた。この絵を描くまでは...。『コックと泥棒、その妻と愛人』のP・グリーナウェイ監督が、多くの謎に包まれてきた世界的名画「夜警」の謎に迫る。
一枚の絵から広がる物語がよく作り込まれていてとても面白いです。芸術に興味のある人や当時のオランダに詳しい人はより楽しめると思います。

『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』

親類も友人もなく、雑役夫として働いた病院と教会のミサを行き来するだけの貧しい生活を送った孤高のアウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガー。1973年にその生涯を閉じた後、彼が40年間暮らしたアパートの部屋からは「非現実の王国で」と題した15,000ページにも及ぶ小説の原稿と数百枚の挿絵が発見された。人々から注目を浴びながらもベールに包まれた彼の生涯と創作の秘密に、アカデミー賞監督ジェシカ・ユーが迫る。
主人公の芸術という絶対不可侵の領域を堪能することができます。絵のひとつひとつに迫力があり熱意を感じるような作品です。

『ミッドナイト・イン・パリ』

2011,スペイン、アメリカ,ロングライド
Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.

ハリウッドで売れっ子の脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)とその両親と共に憧れのパリに意気揚々とやって来た。しかし、1920年代、文化・芸術が花咲く時代のパリへ突然タイムスリップしてしまう。真夜中のパリで出会ったのは、ガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ)のサロンに集うヘミングウェイやフィッツジェラルド、ピカソたち。ロマンティックでマジカルな夜が始まろうとしていた――。
最初から最後までドキドキワクワクが続き最後は思わず涙してしまうような映画です。

『クリムト』

2006,オーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス,メディア・スーツ
©epo-film

1918年。芸術の都・ウィーンの栄光は、まさに終焉を迎えようとしていた。そして、絵画に新たな潮流を生み出した稀代の画家、グスタフ・クリムト(ジョン・マルコヴィッチ)もまた、命の灯火を消そうとしていた。脳卒中で倒れ、病院に運ばれたクリムト。しかし、彼を見舞うのは愛弟子のエゴン・シーレ(ニコライ・キンスキー)ただひとり。発作に苦しみ、朦朧とした意識の中、クリムトの目には、栄光と挫折の人生がよみがえる。まるで寓話に満ちた彼の絵のように...。第28回モスクワ国際映画祭コンペティション部門においてロシア批評家連盟賞受賞を受賞。クリムトに扮するのはその演技に絶大な信頼を寄せられているジョン・マルコヴィッチ。監督・脚本は、鬼才との呼び声高い独特の演出、寓意に満ちたカメラワークをみせる『見出された時―「失われた時を求めて」より―』のラウル・ルイス。
クリムトの人生や芸術に対する感じ方などが走馬灯のように描かれていて展開が目まぐるしいですがとても美しく見応えがあります。

『バスキアのすべて』

2010年,アメリカ,CJ Entertainment Japan
ALL Jean-Michel Basquiat works © Estate of Jean-Michel Ba squiat. Used by Permision. Licensed by Artestar, New York

1970年代、犯罪が多発するニューヨーク。地下鉄や建物へのスプレーペインティングからキャリアをスタートさせたジャン=ミシェル・バスキア。やがてキース・へリングやアンディ・ウォーホルらに認められ、瞬く間にスターの座にのぼりつめた彼は、人気と栄誉を確実なものにする。しかし同時にドラッグの量が増え、奇行や妄想癖が目立つようになる...今年生誕50周年を迎えるバスキア。本作は80年代のアートシーンと共に、バスキアの素顔と真実に迫るドキュメンター。
才能ある青年の悲しい境遇に胸を打たれます。とても貴重なバスキア本人のインタビュー映像はバスキアファンなら必見です。

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

2010,アメリカ、イギリス,パルコ、アップリンク
© 2010 Paranoid Pictures Film Company All Rights Reserved.

世界のグラフィティアーティストを撮影し続けたティエリー・グエッタが、いままで誰も接触することができなかったバンクシーを偶然撮影できるようになったところから始まる。ティエリーの映画は完成するものの、バンクシーが発した一言により想像しなかった事態へと発展する――。第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた、ストリートアーティスト・バンクシーの初監督作品。
ストリート・アートという落書きにも思える絵だって芸術を表現できるということがわかる少し変わった作りのドキュメンタリー映画です。

まとめ

『レンブラントの夜警』 -(C) Nightwatching B.V. 2007

芸術家を描いた映画を紹介しましたが、いかがでしたか?このような天才と呼ばれる人たちの立ち振る舞いや考え方は変わってて面白いのでぜひ観てくださいね。

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