『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
© 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
破格の伝説の数々を打ち立てた男は、26歳で証券会社を設立、年収4900万ドル(49億円)を稼ぎ出し、誰も思いつかない大胆なアイディアと、一瞬にして人を虜にする話術で瞬く間に成功。学歴もコネもないのにどうやってのし上がり、“ウォール街のウルフ”と呼ばれるようになったのか――?
とにかく物語のスケールが大きくて主人公の成り上がりっぷりがとても爽快な飽きさせない作品です。
『マネーボール』
ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、プロ野球選手から球団のフロントに転身し若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。しかし、アスレチックスの成績は低迷し、貧乏球団のため優秀で高い選手は雇えないという最悪の状態に。そんな時、データ分析が得意なピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)に出会い、“低予算でいかに強いチームを作り上げるか”を追求したマネーボール理論を作り上げる。野球界の伝統を重んじる古株のスカウトマンや、選手、アート・ハウ監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)らの反発を買いながらも、揺るぎない信念のもと独自のマネジメントを強行していくビリー。すると、徐々にその成果が出始め、チームに勝利がもたらされていき...。
この映画は野球チームのゼネラルマネジャーにスポットを当てた少し珍しい野球映画となっています。今までの野球映画ではみれない舞台裏の部分が描かれていて面白いです。
『ダラス・バイヤーズクラブ』
ファインフィルムズ
© 2013 Dallas Buyers Club, LLC. All Rights Reserved.
テキサス生まれのロン・ウッドルーフは電気工でロデオカウボーイ。1985年、向こう見ずな彼は、多くの異性と交渉しHIV陽性と診断され、余命30日を宣告される。納得のいかないロンはエイズについて猛勉強を始める。米国には認可された治療薬が少ないことを知り代替治療薬を求めメキシコへ向かう。そこで、米国への密輸を思いつく。偶然に出会ったエイズ患者でトランスセクシュアルのレイヨンを相棒に、政府の目を逃れて無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立するが、司法の手は確実にロンの身に忍び寄っていた...。
冒頭からそのダメ人間っぷりを見せる主人公ですがエイズ患者と向き合い変わっていき、大きな権力と闘います。そんな主人公から逆境に立ち向かう気持ちを学べます。
『ナイトクローラー』
2014,アメリカ,ギャガ
© 2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ<ナイトクローラー>と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知る。さっそくビデオカメラを手に入れたルーは、警察無線を傍受しながら事件や事故の発生を待ち、猛スピードで車を走らせ、現場に駆け付ける。良心の呵責など1秒たりとも感じない彼の過激な映像は高く売れるが、局の要求はさらにエスカレートしていく。そして、遂にルーは一線を越える──。
主人公の狂気がスクリーンを超えて伝わってきます。カーアクションがとてもかっこよくみどころ満載の作品です。
『ソーシャル・ネットワーク』
2010,アメリカ,SPE
© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
反抗的な性格の持ち主ながら頭の回転が速く天才肌のマーク・ザッカーバーグはある日、ハーバード大学内で注目を集めるため、親友のサベリンとある計画を立てる。インターネット業界伝説の男、シアン・パーカーに導かれ、ふたりが始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」はアイヴィー・リーガーたちの絶大な支持を受け、やがて社会現象を巻き起こすまでに! 彼らは一躍有名になったが、気がつくと人間関係という直接的な愛憎の渦に巻き込まれていた...。世界最大のSNSサイト「Facebook」創始者の真実を描いたストーリー。
アイデアを実行することの価値や素晴らしさを学べる映画です。行動したいけど躊躇してしまい、中々できない人におすすめです。
『スティーブン・ジョブズ』
2015,アメリカ,東宝東和
© Universal Pictures
パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる。現代ではすっかり当たり前のライフスタイルを実現させた男、スティーブ・ジョブズ。本作は、アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界で最も有名なカリスマ生き様の全てに迫った人間ドラマ。
スティーブ・ジョブズを美化せずにありのままを伝えることで彼の圧倒的な存在感を描くことができています。
『ココ・シャネル』
2008,アメリカ、イタリア、フランス,ピックス
© 2009 ALCHEMY/PIX ALL RIGHTS RESERVED.
1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。空白に15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。
シャネルの立ち振る舞いがセンシティブで周りに流されない姿が爽快です。
『幸せのちから』
2006,アメリカ,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2006 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
クリス(ウィル・スミス)はサンフランシスコで暮らす医療機器のセールスマン。家庭では5歳の息子・クリストファー(ジェイデン・スミス)の良き父親だが、セールスの方は思うようにいかず、家族を養うこともままならない。朝から晩まで働き通しで家計を支えてきたパートナーのリンダ(タンディ・ニュートン)も、とうとう苦労に耐えかねて、家を出て行ってしまう。そんなある日、学歴無用で高給取りへの道が開けると聞いたクリスは、一流証券会社の株式仲買人養成コースに申し込む。だが半年の研修期間中は無給。しかも家賃滞納でアパートを追い出され、クリスの奮闘の日々が始まった。ホームレス生活をひた隠しにしながら厳しい研修をこなす一方で、今夜のベッドの確保に奔走するクリス。そんな彼の心の支えは、どんな時も父親への変わらぬ愛と信頼が寄せる、けなげなクリストファーの存在だった。クリスは愛する息子の笑顔に励まされながら、まだ見ぬ幸せを目指して走り続ける...。
うまくいかない時に元気をもらえます。親子の絆が素晴らしい心温まる作品です。
『マイ・インターン』
2015,アメリカ,ワーナー・ブラザース映画
© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
ジュールス(アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。女性なら誰しもが憧れる華やかな世界に身を置く彼女。仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが...彼女には人生最大の試練が待っていた。そんな悩める彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業として雇用することになった40歳年上の“シニア”インターンのベン。人生経験豊富なベンは、彼女に“最高の助言”をアドバイスする。次第に心を通わせていくふたりだが、彼の言葉に救われたジュールスには予期せぬ人生の変化が訪れるのだった。
ビュルーズの仕事に向かうひたむきな姿勢に同情を誘われます。
まとめ
『マイ・インターン』(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
社長を描いた映画を紹介しましたが、いかがでしたか?起業する理由がそれぞれで、職業も成功のしかたも違う様々な業界をみることができます。気になった作品があればぜひ観てくださいね。