あらすじ① 妻の謎の殺害
『リベンジ・リスト』 -(C) 2016 I Am Wrath Production, Inc.
オハイオ州コロンバス市、犯罪が多発する中、市は油井管の建設をめぐり、州知事に反発が広がります。スタンリーの妻、ビビアンはオハイオ州知事の下で働いていました。彼女は夫のスタンリーを迎えに飛行場に向かいましたが、数人のグループがビビアンに近づき、彼女を殺害します。
あらすじ② 妻のリベンジ、犯罪組織を追え!
『リベンジ・リスト』 -(C) 2016 I Am Wrath Production, Inc.
犯人は逮捕。しかし、なぜか釈放されます。納得いかないスタンリーは、独自に犯人の追跡を始めアメリカ軍特殊部隊時代の同僚、デニスに助けを求めます。犯罪者を追い詰めるスタンリーとデニス、やがて、彼らは事件の背後に隠された巨大な組織の存在を知るのでした。
あらすじ③ 犯罪組織との戦い、妻のリベンジのため
ジョン・トラボルタ
犯罪組織を追跡する、スタンリーとデニス。スタンリーはタトゥー(刺青)パーラーに犯人の一人がいると聞き、そこを訪れます。背中に入れ墨”I Am Wrath"(我こそは怒りなり)と入れ、犯人を殺害します。犯罪組織を追い詰めるスタンリーとデニス、最後は妻の殺人事件を起こした巨大な組織との対決が待ち構えていました。
I Am Wrath. 映画の原題
『サン・オブ・ゴッド』 (C)2014 LightWorkers Media Inc. and Hearst Productions Inc. All Rights Reserved.
この映画の英語の原題は"I Am Wrath"(我こそは怒りなり)、旧約聖書エレミヤ書の”But I am full of the wrath of the LORD, and I cannot hold it in"からきています。
ジョン・トラボルタ① サタデー・ナイト・フィーバーとグリースの成功
ジョン・トラボルタ -(C) Getty Images
ジョン・トラボルタは1954年生まれ、1977年の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が大ヒット、世界中の若者文化に大きな影響を与えました。そして、1978年に歌手のオリビア・ニュートン・ジョンと共演した『グリース』でさらに人気は高まりました。
ジョン・トラボルタ② 不遇時代
ジョン・トラボルタ-(C)Getty Images
1970年代の大スターでもあるトラボルタも、1980年代は良い作品に出会えず不遇時代でした。また、この頃日本の酒造メーカーのコマーシャルにも出演していました。
ジョン・トラボルタ③ 1990年代の復活
ジョン・トラボルタ -(C) Getty Images
しかし、1990年代には、『ベイビー・トーク』シリーズで復活し、1994年の『パルプ・フィクション』では高い評価を得ました。
ジョン・トラボルタ④ ハリウッドの大俳優、多彩な活躍
ジョン・トラボルタ、ケリー・プレストン
トラボルタは1990年代に復活し、2000年代に入っても、俳優、歌手、ダンサーと多彩な活躍を見せています。
『ヘアスプレー』 -TM and (C) MVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
2007年の映画『ヘアスプレー』では女装した役が話題になりました。
まとめ、今後の活躍に期待!
ジョン・トラボルタ-(C)Getty Images
若い頃に世界的スターとなった、トラボルタには不遇時代もありましたが、復活し21世紀の今もハリウッドで主役を務める大俳優です。
今回の『リベンジ・リスト』はアクションありのストリーですが、ほぼ、スタント無しでアクションをこなしたといいます。その姿勢には60歳を超えても衰えない、プロ意識を感じます。本作品のキャッチコピー「復讐して、何が悪い」からも想像がつくように、妻を殺した犯人への復讐劇が見せ場になっています。トラボルタの魅力を存分に楽しんでみてください。