今最注目の俳優!?ライアン・ゴズリング
ライアン・ゴズリング-(C)Getty Images
映画ファンおよび映画関係者から注目を集めているライアン・ゴズリング。彼がエマ・ストーンと共に主演を務めた『ラ・ラ・ランド』は、旅行会社で「ラ・ラ・ランドのロケ地をめぐる」ツアーが組まれるなど好評を博しました。今年はリドリー・スコット監督の名作『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』での主演も決定しており、とどまるところを知らない活躍ぶりです。
第89回アカデミー賞のハプニングで、ライアン・ゴズリングの反応は?
「第89回アカデミー賞」『ムーンライト』チームを祝福する『ラ・ラ・ランド』チーム(C)Getty Images
今年のアカデミー賞では作品賞の発表で大ハプニングがありました。
作品賞の受賞作品として『ラ・ラ・ランド』が読み上げられ、壇上に上がっていた『ラ・ラ・ランド』の俳優陣とプロデューサー陣も喜びに興奮した後に、実は『ムーンライト』が本来の作品賞の受賞作であったことが発覚。
なんとも言えない表情で落胆するという未だかつてない画が全世界に放映されて衝撃的でしたよね。
アカデミー賞の壇上でも腕組みをし微笑むライアンの姿は自然で貫禄さえ感じました。
36歳にしてハリウッド男性俳優として大成功を収めているだけあります。
ライアン・ゴズリングは子役出身☆
ライアン・ゴズリング -(C) Getty Images
ライアン・ゴズリング-(C)Getty Images
1980年生まれのカナダ出身。13歳で両親が離婚し姉と一緒に母親に引き取られ育てられました。父親がモルモン教であると知られていましたが、自身はモルモン教ではないそうです。
13歳でディズニーチャンネルのミッキーマウスクラブにて子役タレントとしてキャリアスタート。
あのブリトニー・スピアーズやジャスティン・ティンバレイクと共演していました。
ジャスティンとは数ヶ月同居したこともあり、ジャスティンの母はライアンの法的後見人にもなるほど二人は深い友人関係になりました。
失読症とADHDといじめ・・・そして演技への賞賛。
ライアン・ゴズリング-(C)Getty Images
ライアンは15歳まで友人は一人もおらず、学校ではいつもいじめに遭っていたそうです。
小学生の頃に失読症とADHD(多動性障害)と診断され薬を処方されて特別学級に入れられていました。母はその頃、仕事を辞め1年間ホームスクーリングをします。ライアンは当時のことを振り返り、「絶対に自分を見失わないという自主性を学んだ」と言っています。姉に付いていき、始めたのが演技と音楽。特に演技で賞賛を得たことはライアンにとって自信に繋がりました。
どんな役でもこなせる演技力!
ライアン・ゴズリング『L.A. ギャング ストーリー』 -(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED
© 2007 KIMMEL DISTRIBUTION,LLC All Rights Reserved
ライアンの魅力は何と言っても演じる役の幅の広さとどの役にもすっぽりはまってしまう演技力の高さ、である。
『LAギャングストーリー』でのキザなイケメン刑事役から、「16歳の合衆国」の素晴らしい顔演技、殺人を企てる気味の悪い男を演じた『完全犯罪クラブ』などはもちろん賞賛に値するが、『ラースと、その彼女』のようにずっとダッチワイフを彼女だと言って連れて歩く青年は、ライアンの飄々とした演技に引き込まれて、切ない笑いを誘ってくれる。
ライアンの演技力は徐々に評価されていき、アカデミー賞でも歴代7番目の若さでノミネートされたり、『ラースとその彼女』ではゴールデングローブ賞を受賞します。
歌が好き!実はバンドもやっています♡
Getty Images ジャスティン・ティンバーレイク -(C) Getty Images
ミッキーマウスクラブではあのジャスティン・ティンバレイクと歌い、アギレラちゃんとダンスも踊っていたライアン。それはそれは黄色い声援の中でした。当時の少しはにかみながら高い声で歌う姿は本当に可愛いくてTHE アイドルでした。
映画の中でも歌うシーンは『ラ・ラ・ランド』だけではなくとも聴けますが、実は本格的に音楽とライアンは切っても切れないようで、2007年にインディーロックバンドの「デッドマンズボーンズ」を友人と結成して北米ツアーも行ったほどなんです。プロですね、完全に。
現在活動しているかは全く情報がないのですが、このバンドメンバーの友人は、何と元カノのレイチェルの妹の元カレ。レイチェルの妹を介して出会ったそう。
ライアン・ゴズリングの恋愛と結婚♥
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』 -(C) 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved
エヴァ・メンデス-(C)Getty Images
ライアンは私生活について話すことが大嫌いと公言している。たまにパパラッチに撮影される写真では頭の上で手を挙げ、あからさまに不快感を露わにしています。恋愛や家族についても多くは語りませんが、現在は2011年から交際し2016年まで事実婚であったエヴァメンデスと結婚し、二人の可愛い、可愛すぎる娘に恵まれています。
■元カノはなんとサンドラ・ブロック!!
サンドラ・ブロック/『ゼロ・グラビティ』 -(C) Armando Gallo / Retna Ltd./amanaimages
ちょっと驚くことと言えば元カノがあのサンドラ姉さんだってこと。
2002年『完全犯罪クラブ』で共演し出会います。まだライアンが21歳の頃、37歳のサンドラと交際します。すでに超売れっ子女優だったサンドラ・ブロックと若手俳優、ライアンとの恋は注目を浴び、オープンに交際するも1年で破局してしまいます。ライアンが若すぎたのか?とっても可愛いカップルだったのに!
その後サンドラは5歳年下のTV司会者ジェシー・ジェームズ(とんでもないおバカさん)と結婚します。もはやこれは悲劇としか言いようがない…
■映画ファンが未だに愛するカップル♡
レイチェル・マクアダムス - (C) Getty Images
『きみに読む物語』で共演したアリー役のレイチェルマクアダムスとは私生活でも恋人となり、復縁を含め3年程交際しますが2008年に完全な破局を迎えます。
レイチェルとの交際は、『きみに読む物語』の作品のファン、2人のファンから絶大な支持を得て、今もなお破局を受け入れられないファンたちは、SNSで作品の名シーンや、交際していた頃の2人の写真を投稿し続けています。美男美女で見ていたい気持ちも分かりますが、もうそろそろいいんじゃないか?ってくらい2人の美しい写真の投稿は止まりません…。
しかしこの2人、撮影中は一度も会話しないほどお互いに嫌悪感しかなかったらしく、監督に相手役を変えるようライアンが懇願したり、共演者が気を使うほどだったそう。恋愛ってどうなるのか分からないから面白いですね〜。