『カリフォルニア・ダウン』『20センチュリー・ウーマン』最も人口が多い州！カリフォルニアを舞台にした名作5選！

主人公はアメリカに住むフーヴァー家。末娘の（アビゲイル・ブレスリン）を美少女コンテストに出場させるために一家で旅へ出るのですが、一家が赴く先々で大騒動が巻き起こります。

父のリチャード（グレッグ・キニア）や母のシェリル（トニ・コレット）をはじめ、深い人間性を備え、強烈に風刺の効いたキャラクターが登場。そんなフーヴァー一家を魅力的に描いたロードムービーです。

カリフォルニア州在住の刑事、ブライアンとその娘キム。キムが初めての海外旅行で訪れたパリで、何者かに誘拐されたとき、偶然にも携帯電話で話していたブライアンは愛する娘を襲った悪夢のような出来事に胸を引き裂かれる思い。そして、受話器の向こうからキムの悲痛な絶叫が聞こえたとき、ブライアンは心に決めました。地獄の果てまでも犯人を追い詰め、自らの手でキムを必ず奪還してみせると…。政府の元工作員として幾多の修羅場を潜り抜けてきた彼は、あらゆる危機に対処できる特殊なスキルを保持。そして、キムとの通話の音声から犯人の一味はアルバニア系の人身売買組織だと判明。過去の事例から、事件発生から96時間が過ぎると被害者は救出不可能だといいます。わずかな手がかりをたどって単身パリへ発ち、暴力と欲望が渦巻く暗黒の迷宮へと突き進んでいくブライアン。しかし、キムを救い出せるタイムリミットは刻一刻と迫り…。

平穏な日々を過ごしていたカリフォルニアの人々を襲った強い揺れ。ひとりの屈強なスーパーレスキュー隊員は、ヘリコプターに乗って残された娘の救助に向かいます。しかし、彼はこれから襲い来る最大級の困難にまだ気付いていませんでした。

ドウェイン演じる主人公レイは、同僚にも頼られる優秀な救難ヘリコプターのパイロット。しかし、心に傷を抱えており、その傷を癒せず苦悩しています。彼を起用したブラッド・ペイトン監督は、「まず、『センター・オブ・ジ・アース2』で、僕はドウェインと仕事をして素晴らしい経験をした。彼は素晴らしい人で、素晴らしい役者なんだ。そして、彼がただのブルーカラー（労働階級）のヒーローではなく、問題を持ったキャラクターを演じることが、とてもユニークなことだと思った。彼にとっては新しい種類のキャラクターを演じていると思うよ」と明かします。

カクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子ニモを救出した冒険の旅から1年後の世界を描いています。

小さいころに離れ離れとなった両親を探す決意を固めた忘れん坊のドリーは、「カリフォルニアモロベイの宝石」という言葉を頼りに再び旅に出ます。

1979年、カリフォルニア州サンタバーバラ。シングルマザーのドロシアは、思春期を迎える息子ジェイミーの教育に悩んでいました。ある日、ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビーと、近所に住む友達以上恋人未満の関係である幼なじみのジュリーに「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」と教育係を依頼。15歳のジェイミーと彼女たちの特別な夏がはじまります。

アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグら、各世代の実力派女優が出演しています。『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描いた映画。第89回アカデミー賞では、脚本賞でマイク・ミルズが初ノミネートされたことも話題になりました。

かつてはロナルド・レーガンやアーノルド・シュワルツェネッガーが州知事を務めていたカリフォルニア州。今回ご紹介した5本の映画を見て、ロサンゼルス以外のカリフォルニア州の魅力を存分に味わってください。