3日後に死ぬこどもの呪い
こどもつかい』(C)2017「こどもつかい」製作委員会
大人の不審死と子どもが行方不明になる不可解な二つの事件が同時に発生していました。
謎を追う新米記者の江崎駿也は、子どもの失踪から3日以内に不審死があるという事実にたどり着きます。
聞き込みを続けていくと、失踪した子どもの全員が虐待を受けるなどしており、大人を恨んでいたことも発覚。
この事件はこどもの呪いだと有名になり、人々を怖がらせるようになります。そんな中、江崎の恋人で保育士の原田尚美が子どもから恨まれてしまったのです。
必死で子どもの呪いから逃れようと行動する江崎と尚美。呪いの核心を突き止めた2人の前に現れたのは怪しげで妖艶な大人。
彼の口笛にあわせて集まった子どもの霊が、江崎と尚美に襲いかかります。
凍えるほどの子どもの怖さ
『こどもつかい』(C)2017「こどもつかい」製作委員会
この作品は子どもの霊をメインとしており、その怖さは尋常ではありません。
扉や窓から複数の子どもが一斉に顔を出す予告編のワンシーンは特に印象深く、差し迫る死に見る人は恐怖を覚えるでしょう。
歌を聞いた者は死んでしまうということに加え、それを歌っているのが子どもという点もポイント。歌は恐怖を伝える方法としてはありきたりかもしれませんが、シンプルかつ容易であり直感に訴えてくるため強力です。
劇中で子どもが歌う歌は動画で見ることができます。一度聞いてみてはいかがでしょう?
子役 中野遥斗
2009年6月4日生まれ。スマイルモンキーに所属。
子役として出演しています。
『サザエさん』でフグ田タラオ役を演じるなど、ドラマと映画合わせて14本の作品に出演。アイリスオーヤマや日産のCMにも出演しており、これからさらに活躍が期待されます。
保育士役 門脇麦
『こどもつかい』(C)2017「こどもつかい」製作委員会
1992年8月10日生まれ。東京都出身。ユマニテ所属。
子どもに恨まれ命を狙われる保育士を演じています。
テレビドラマ「美咲ナンバーワン!!」でデビュー。
その後にヒロイン役で出演したR18映画『愛の渦』では、ヌードに濡れ場まで披露しました。
そんな『愛の渦』は、TAMA映画賞最優秀新進女優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、キネマ旬報ベスト・テン新人賞を受賞した門脇麦の代表作にもなっています。
ホラー映画を多く手がける清水崇監督
清水崇-(C)Getty Images
1972年7月27日生まれ。群馬県出身。
『こどもつかい』の監督としてメガホンを握りました。
『呪怨』シリーズや『幽霊VS宇宙人』、『キョンシー』など多くのホラー作品を手掛ける有名監督。
子どもの頃から怪談が好きで、映画監督を目指したきっかけは中高生の頃にハマったホラー映画だそう。いかに人を驚かせるかを肝に作品を撮り続けています。
まとめ
『こどもつかい』(C)2017「こどもつかい」製作委員会
夏に見るならやっぱりホラー。清水崇監督が送る今夏最注目のホラー映画を紹介しました。海やプールも良いですが、恐怖で涼をとってみてはいかがでしょうか?