沖縄の有力なヤクザに扮する【3-4x10月】
北野武監督作品。柳ユーレイ扮する主人公が、ひょんなことからヤクザとトラブルを起こし、本人も望まぬまま大きな争いに巻き込まれていく様子を描きます。豊川悦司は映画の見せ場で暴力団の頭として登場。ギラギラした瞳で大きな存在感を放っています。
狂気にとらわれた妻と、その夫【undo】
岩井俊二監督作品。「何かを縛らなければならない」という病的な欲求にとりつかれた妻と、翻弄されながらも妻の身を案じる夫の姿を描きます。豊川悦司が演じたのは夫の由紀夫。山口智子を縛っていくシーンは話題を呼びました。
日本アカデミー優秀助演男優賞を獲得!【Love Letter】
届くはずのない手紙が届いたことをきっかけにはじまる、小樽と神戸で展開される物語。豊川悦司は本作で秋葉茂という重要な人物を演じ、第19回日本アカデミーで優秀助演男優賞と話題賞を獲得しました。
伝説的ヤクザ映画のリメイクで主人公に【新・仁義なき戦い】
伝説的ヤクザ映画『仁義なき戦い』のリメイク作品。現代の大阪を舞台に、豪華俳優陣が熾烈な争いを繰り広げます。豊川悦司は主人公・門谷甲子男として登場。スーツ姿でビシッと決めた彼が、徐々に血塗られた争いに参加していきます。
名探偵・金田一耕助に【八つ墓村】
1996年公開作品。名探偵・金田一耕助が難事件を解決していく、ホラー要素の交じった「金田一耕助」シリーズの一作品で、豊川悦司が演じたのは主人公の金田一。期待に背かない名推理がさえわたります。
亡霊に苦しめられる考古学者【LOFT ロフト】
『アカルイミライ』や『クリーピー 偽りの隣人』の黒沢清監督のホラー映画。豊川悦司は亡霊に翻弄される考古学者として登場。この映画について「黒沢監督とは、以前から一度仕事をしたいと思っていて、それがこの『LOFT』で実現して嬉しく思います。とても刺激のある監督でした。先ほど中谷さんとも話していたのですが、黒沢教の一員になった気分です(笑)個性的で、豊かで、大好きな映画です。」とコメントしています。
大手広告会社のトップクリエイターに【ジャッジ!】
ダメ広告マンが自社のCMの入賞という社名を背負って世界最大の広告祭の審査会に臨む姿をコミカルに描き出す一作。人気バンド「サカナクション」が主題歌「アイデンティティ」を歌っています。豊川悦司はこの作品では大手広告会社のトップクリエイターとして登場。知性的なイメージのある彼にピッタリの役どころですね。
「俺なんでお前にもっと優しくしなかったんだろうな」【今度は愛妻家】
©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会
かつては売れっ子のカメラマン・北見俊介(豊川悦司)は、いまは仕事もせずお気楽な生活を送っています。しかし、ある日を境にさくらと俊介に微妙な変化が。さくらは愛想を尽かしたかのような態度をとり、俊介は写真が撮れない、一層自堕落な生活を送るように。そんなある日、俊介はカメラに残された一枚の写真を見つけます。それは、走っていくさくらの、小さくなった後ろ姿…。豊川悦司が声を震わせて絞り出す「俺なんでもっとお前に優しくしなかったんだろうな」というセリフが涙を誘う感動作です。
50代独身、穏やかな大学教授【娚の一生】
累計160万部突破のベストセラーコミックが原作。豊川悦司演じる50代独身の大学教授と、榮倉奈々演じる恋愛に疲弊した女性が出会い、やがて支えあう存在となっていく過程をたおやかに描いた穏やかなラブストーリー。少し特殊なラブシーンが公開前から大きな話題を呼んでいました。豊川悦司が醸し出す大人の色気に魅了される一作。
大竹しのぶと組んで悪事をはたらく!【後妻業の女】
© 2016「後妻業の女」製作委員会
大竹しのぶ演じる一見魅力的な妙齢の女性、小夜子と豊川悦司演じる結婚相談所の主催者が手を組んで、死ぬ間際の男性にうまく取り入り、主に遺産をせしめる「後妻業」をテーマにした映画『後妻業の女』。豊川悦司は本作でうさんくさく人あしらいがうまい小悪党を見事に演じました。