鈴木おさむ完全オリジナルの『ラブ×ドック』
『ラブ×ドック』(C)2018 『ラブ×ドック』製作委員会
「ブスの瞳に恋してる」『ハンサム★スーツ』など、笑って泣ける新しいラブコメディを生み出した大人気放送作家の鈴木おさむによる初映画監督作!
理想と現実がかみ合わない恋愛を、遺伝子レベルで導く“大人のための”ラブコメディ『ラブ×ドック』。今回はそんな気になるあらすじや出演キャストについてまとめてみました。
■あらすじ&特報映像
郷田飛鳥(吉田羊)、40歳。スイーツショップ「trad」を経営する飛鳥が一緒に働いているのは、飛鳥よりひと回り以上年下のパティシエ聖矢(野村周平)と、脱サラしてパティシエを目指している不器用な権田(篠原篤)。聖矢からの突然の告白で、飛鳥の胸につらい恋の思い出がよみがえります――。
36歳。飛鳥が独立する前に勤めていたスイーツショップのオーナー淡井(吉田鋼太郎)から言い寄られ、ドツボ不倫にハマったこと。
38歳。成り行きで友人が思いを寄せる整体ジムのトレーナー(玉木宏)とデキてしまったこと。恋も、仕事も、結婚も…計算通りの人生のはずが、35歳を過ぎてから徐々に計算が狂い始めます。
困った飛鳥は、「遺伝子検査をすれば恋にまつわることがすべてわかる」というふしぎな診療所「ラブドック」を訪れるのですが…。
■大人も楽しめるラブムービーを作りたい!鈴木監督の想い
鈴木おさむ/「奪い愛、冬」制作発表記者会見
鈴木監督は「大人も楽しめるラブムービー」を、完全なオリジナル脚本で作りたいという想いから作られた『ラブ×ドック』。
若者向けのドラマや映画が多い中、大人向けに作られた本作は是非大人の方に楽しんで見ていただきたい!
『ラブ×ドック』出演キャスト
■主人公・郷田飛鳥を演じるのは単独初主演となる吉田羊
今回主演をつとめる吉田羊は、福岡県久留米市出身の女優。味のある演技で知られ、ファンが多い彼女。意外にも映画では初の単独主演となります。
出会い多き女でありながらいつもうまくいかず、恋に仕事に悩みが尽きない等身大の女性、郷田飛鳥を演じます。吉田羊の、大人の魅力を鈴木おさむ監督がどこまで引き出せるのかが今作の見どころです。
吉田羊/「小さな巨人」第2話-(C)TBS
2016年のドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」では、患者の命を救う“最後の砦”となるべく奮闘する主役の女性医師を熱演しました。他にも「小さな巨人」や「コウノドリ」などの数々の人気ドラマに出演。
『ビリギャル』(2015年)では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞し、演技の才能を認められた実力派女優です。
吉田羊/『SCOOP!』photo:Naoki Kurozu
吉田羊は「エンタメ界の中枢を担う鈴木おさむ監督が料理する吉田羊が我ながら非常に楽しみ」と期待を寄せています。
そして、「それぞれ違う色気を持つ俳優の皆様とのセッションも含め、不器用な“飛鳥”の、恋のドキドキ、チクチクを精一杯お届け出来るよう頑張ります」と、大人のラブストーリーへの意気込みを明かしました。
■魅惑の女医・冬木玲子役を広末涼子が熱演!
『桜、ふたたびの加奈子』広末涼子/Photo:Naoki Kurozu
吉田羊が演じる恋愛では失敗続きの飛鳥が、偶然見つけた遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック。その【ラブ×ドック】の院長・冬木玲子役を演じるのは、『おくりびと』『ゼロの焦点』「奥様は、取り扱い注意」など映画・ドラマ界で活躍する広末涼子。
「羊さんが主演で鈴木おさむさんが監督・脚本。このタッグで面白くないわけがない!」と確信している広末涼子。
「私もかなり個性的で強烈なキャラクターを演じさせていただき、ブルゾンちゃんを意識してのお芝居。かなり楽しませていただきました。乞うご期待ください!」とまさかの役作りを明かしています。
■ピュアすぎて危険な年下のカレ・花田聖矢は野村周平
野村周平『日々ロック』/Photo:Naoki Kurozu
野村周平は2015年のドラマ「恋仲」で福士蒼汰とヒロインを奪い合うキャラクターを熱演し、話題になりました。今回の『ラブ×ドック』では飛鳥(吉田羊)のスイーツ店で働く、ひと回り以上年下のパティシエ・花田聖矢を演じます。
『ライチ☆光クラブ』(2016年)や大人気の『ちはやふる』、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」『帝一の國』など、数々の作品で大活躍している、注目の若手俳優のひとり。
「今回、鈴木おさむさんの初監督作品に出演させていただくことができて大変光栄です。吉田羊さんとも何度か共演させていただいているのですが、久々の共演なのですごく嬉しいです」と語る野村周平。
「現場で吉田さんに本当に胸キュンしてもらえるように、そして沢山の先輩方に負けないよう頑張ります」と、公開まで期待が高まるコメントをしました。
以前インタビューで「僕の周りには僕よりもすごい同世代の俳優がいっぱいいる。どうしよう? と思いつつもやっぱり負けてられないし、彼らよりも一歩でも二歩でも前に出たい気持ちはある。売れなきゃ意味がないとも思ってる」と、俳優としての熱い思いを打ち明けていた野村周平。
本作品ではいったいどんな”年下ボーイ”を演じるのか、注目です!