「ビッグ・リトル・ライズ」はただのドラマじゃない！豪華映画女優たちが夢の競演！

「ビッグ・リトル・ライズ」の製作総指揮を務め、出演も果たしているのはリース・ウィザースプーンとニコール・キッドマンです。2人ともリアン・モリアーティ著の同名ベストセラー小説にほれ込んだことから、この夢の共演が実現しました。

ミステリーの格好を取る全7話の脚本を手掛けたのは、「アリー my Love」などのヒットメイカー、デイビッド・E・ケリー。高級住宅街に暮らす女性たちの抱える問題を徐々に浮き彫りにしていきます。

2人のビッグネームが揃ったことで、映像化企画には様々なテレビ局が名乗りを上げましたが、HBOが放送権を獲得しました。HBOと言えば、「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」など数々の名作ドラマを生み出していますよね。

物語の舞台は、カリフォルニア州のシーサイドにある高級エリア、モントレー。登場人物いわく「年収1,500万円以下は負け組」の街で、ある死亡事件が発生します。事件にかかわるのは、同じ小学校に通う子どもを持つ母親たちのよう。誰の身に何が起きたのか？事件の鍵を握るのは誰か？誰が被害者かも明かされない“現在”を挟みつつ、物語は“事件の始まりとなる日”からスタートします。

事件が起こった日は小学校の新入生説明会当日。何にでも首を突っ込みがちなマデリン（リース・ウィザースプーン）と年下のハイスペック夫を持つセレステ（ニコール・キッドマン）のママ友コンビは、引っ越してきたばかりのシングルマザー、ジェーン（シェイリーン・ウッドリー）と出会います。

2人の娘の母親であり、元夫やその後妻（ゾーイ・クラビッツ）との関係に緊張を走らせるマデリンの胸の内にあるものは何か？　年下夫（アレクサンダー・スカルスガルド）とラブラブなセレステの密かな事情とは？　そして、ジェーンはなぜモントレーにやって来たのか？　事件の真相以上に、彼女たちのドラマに興味をかき立てられます。

本作の見どころは、なんと言っても豪華女優陣が共演していることです。ニコールもリースも、本来なら彼女たち１人、１人で一本のドラマが作れてしまうほどのビッグネームですよね。

『めぐりあう時間たち』で主演女優賞を獲得したニコール・キッドマン。トム・クルーズと離婚後、カントリー歌手のキース・アーバンと再婚。慈善活動にも熱心で、実子、養子、代理母による子も含めて4人の子供の母親でもあります。

『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したリース・ウィザースプーン。彼女が演じるマデリンはゴシップ好きでなんにでも首を突っ込みたがる、少々うざい女性です。ああ、こういう人いるー！と思わず声を上げてしまいそうになりますね。

2人の大女優に挟まれながら、見事な存在感を放つシェイリーン・ウッドリー。ドラマでは謎めいたシングルマザー役を演じ、人々の疑心を煽っていきます。