「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」とは?
ニューヨーク交響楽団の舞台裏を描いたヒューマンドラマ。実在するプロのオーボエ奏者ブレア・ティンドールが綴った小説「Mozart in the Jungle: Sex, Drugs, and Classical Music」を原作としています。
早くもシーズン3の製作が決まった人気の作品。『グランド・ブダペスト・ホテル』などへの出演で知られるジェイソン・シュワルツマンは、「Amazonに我々のオーケストラに、もう一つの“シーズン”を与えてくれたことに感謝いたします。地下鉄のプラットホームやヨーロッパの壮大なコンサート・ホールで演奏するかどうかではなく、音楽という広大な世界を通して作品を作り続けられることが待ち切れません」とコメントしています。
ロサンゼルスのハリウッド・ボウルやメキシコシティのベシャス・アルテス宮殿でもロケを遂行。天才指揮者のモデルになったベネズエラの指揮者グスターボ・ドゥダメルやラン・ラン、エマニュエル・アックス、ジョシュア・ベルら著名な演奏家のゲスト出演も注目です。
製作総指揮と脚本は『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ、ソフィア・コッポラの兄でもあるロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンの3人です。
「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のあらすじは?
若くてエネルギッシュな天才指揮者ロドリゴ。彼がニューヨーク交響楽団の指揮者に就任したことを機に、楽団員の間にトラブルが生じるなど様々な影響が出始めます。そんな渦中のニューヨーク交響楽団のオーディションを受けることに決めたのは、一流のオーボエ奏者を夢見ながらニューヨークに暮らすヘイリー(ローラ・カーク)。まだまだ未熟で熱意だけが取り柄のヘイリーですが、ひょんなことからロドリゴの目に留まります。
主演のガエル・ガルシア・ベルナルの魅力
ガエル・ガルシア・ベルナルはメキシコ出身のイケメン俳優。チェ・ゲバラの若かりし日を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』でゲバラを演じて注目されます。
かつてナタリー・ポートマンと交際して騒がれました。その後はアルゼンチン人の女優と結婚しましたが、2014年に離婚しています。
甘いマスクのベルナルに魅了された日本のファンは多いでしょう。しかし、残念なことに彼の出演作品のうち、日本で公開されているものは多くありません。近年は監督としての活躍も目立ち、社会派の作品への出演も多くなってきています。
指揮者姿も凛々しくて格好いいですね。
ヒロイン役はローラ・カーク
懸命に夢を追いかける駆け出しのオーボエ奏者を演じるのは、『ゴーン・ガール』や『ブルックリンの恋人たち』に出演するイギリスの若手注目女優ローラ・カーク。ハーバード大学を卒業した才媛です。
まとめ
堅苦しそうに見えるクラシック業界のドタバタを、実話も交えつつわかりやすくドラマ化しています。ガエル・ガルシア・ベルナルの魅力もたっぷり味わえるこの作品は、Amazonビデオで配信中です。