原作は累計120万部突破の大ベストセラー「空飛ぶタイヤ」
「空飛ぶタイヤ」原作書影(実業之日本社)(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
「下町ロケット」をはじめ、世相や現代社会の歪みを反映させた数多くの作品がドラマ化され、そのたびに高視聴率を記録、社会現象化する池井戸潤作品。
その池井戸作品が2108年、ついに映画化。原作となる『空飛ぶタイヤ』は、累計120万部突破の大ベストセラーであり、第136回直木賞候補作にもなっています。
監督は『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英。本作が16本目の長編映画となります。
主演はTOKIOの長瀬智也!自らの正義を信じる“アツい”主人公に
主演を務めるのは、映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』やドラマ「フラジャイル」など数々の話題作に主演する「TOKIO」の長瀬智也。
トラックの脱輪事故を機に、巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎を演じます。
赤松と対峙するホープ自動車の沢田課長役にはディーン・フジオカ
ディーン・フジオカ/『空飛ぶタイヤ』(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
赤松の敵役となる大企業、ホープ自動車の沢田課長を演じるのは、長瀬さん同様、池井戸作品初参加となるディーン・フジオカ。
赤松からの再三の再調査依頼を不愉快だと感じる一方で、自らも調査結果に疑問を抱き調べていく中で、会社がひた隠す“リコール隠し”に気付き、自らの心の内の正義と、大企業のサラリーマンとしての自分の立場に揺れていくという難しい役どころ。
今回の映画では、原作にはない赤松と沢田が“直接対峙”するシーンを、映画オリジナルとして描いていきます。立場の違う2人が、それぞれの正義を胸に、お互いに気持ちをぶつけ合う緊迫したシーンは、本作の大きな見どころのひとつとなりそうです。
心に熱い正義を持っている男!ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮に高橋一生
高橋一生 『空飛ぶタイヤ』 (C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
先日、本作の新たなキャストとして発表されたのが、「鉄の骨」「民王」に続き今回が3度目の池井戸潤原作作品への出演となる、俳優の高橋一生。
グループ会社である ホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始するホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮を演じます。
グループ会社内の対立に巻き込まれながらも、平然を保ち本質を見失わず、情熱的な正義感を持つ男というやくどころ。
『空飛ぶタイヤ』 気になるあらすじは?
「空飛ぶタイヤ」原作書影(講談社文庫)(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
ある日、突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、トラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求。
時に挫折しそうになりがらも、大企業に立ち向かう赤松と、そんな赤松を疎ましく感じながらも自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す、重大な事実に気づいてしまうホープ自動車課長・沢田(ディーン・フジオカ)。そしてグループ会社である ホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始していくホープ銀行の井崎(高橋一生)。
突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”。果たして、男たちは大企業にどう立ち向かうのか。
『空飛ぶタイヤ』は2018年、全国で公開予定!
3人にとっての正義とはなにか、守るべきものはなにか。日本で一番熱くかっこいい男たちによる大逆転劇は、2018年、全国公開予定です。