最強の美女スパイ現る
『アトミック・ブロンド』ティザービジュアル
モデルのようなスタイルに美しいブロンド。
顔も麗しいその女性は、男と戦うこともいとわない最強の女スパイでした…。
『デッドプール』続編のメガホンをとるデヴィッド・リーチ監督と、アカデミー女優のシャーリーズがタッグを組みました!
『アトミック・ブロンド』
冷戦時のベルリンを舞台に繰り広げられるスパイたちの攻防。
日本では10月20日に全国公開されます。
『アトミック・ブロンド』あらすじ
『アトミック・ブロンド』本ビジュアル (C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
物語は1989年秋、ベルリンの壁崩壊も迫りつつ、東西ドイツ冷戦の緊張が未だ続くベルリンから始まります。イギリス秘密情報部:MI6の潜入捜査員暗殺の報せを受け、手を下した謎の組織壊滅をミッションとして、シャーリーズ扮する腕利きの女スパイ、ロレーン・ブロートンが送り込まれます。
『アトミック・ブロンド』 (C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
無駄な協力を嫌う彼女は、MI6ベルリン支部の敏腕だがクセ者のデヴィッド・パーシヴァルと嫌々ながらもタッグを組み、謎が謎を、裏切りが裏切りを呼ぶ激しい戦いに身を投じます。
俳優陣の顔ぶれ!キャスト紹介
■ロレーン役にシャーリーズ・セロン
シャーリーズ・セロン-(C)Getty Images
主演のロレーンを演じるのは、アカデミー賞女優のシャーリーズ・セロン。
1975年生まれで南アフリカ出身の美人さんです。
『モンスター』という映画では10キロ以上も体重を増量し、眉毛も抜いて連続殺人鬼役に挑みました。
モデル出身だった彼女に来るオファーはそれまで「金髪美女」役ばかり。
しかし徹底的に役作りをして美しさを消し、狂気の役を演じ切った彼女を待っていたのはアカデミー賞の主演女優賞。そして今までに来なかったオファーでした。
『ワイルド・スピード』最新作では初の女性悪役を、『マッドマックス』では頭を丸刈りにして女戦士として荒野で暴れまわりました。
歳を取るのは怖くない
シャーリーズ・セロン
シャーリーズは今41歳。今の映画界は「女性差別がー」とか、「若くないとだめだ」などの意見が度々持ち上がるそうですが、彼女的には全然気にならないようです。
歳を取るのは自然なことで、なぜ恐れるのかと。
彼女は歳を取る過程で経験したことに感謝すらしているのですから。
素のシャーリーズも未来志向でカッコいいですね。
■デヴィッド・パーシヴァル役にジェームズ・マカヴォイ
ジェームズ・マカヴォイ-(C)Getty Images
デヴィッド・パーシヴァル役を演じるのは『X-MEN』でプロフェッサーX役を演じたジェームズ・マカヴォイ。ジェームズはスコットランド出身。ナルニア国シリーズではタナムス役を演じ注目されました。大のサッカー好きで知られています。
■デルフィーヌ・ラサール役に ソフィア・ブテラ
ソフィア・ブテラ-(C)Getty Images
デルフィーヌ・ラサール役を演じるのは『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』での王女ミイラ、ソフィア・ブテラ。ソフィアは元々アルジェリア系フランス人のダンサーで、10歳時に新体操のフランス代表にもなっている方です。数々のミュージックビデオにも出演しており、シャーリーズと同じくバレエ経験もあるのでアクションが期待できますね。
激しいアクションシーンを要注目
『アトミック・ブロンド』 (C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
ソフィアと同じくバレエ、ダンスの経験があるシャーリーズは、格闘シーンもまるで踊っているように見えるのだとか。アクションの時はしっかり鍛える彼女だけに、今回も役作りは万全のようですよ。
戦う時も女性らしく、車中の男性をハイヒールでぶん殴るなどしているんです。是非ともそのシーンは映画で確認してみたいですね。
『アトミック・ブロンド』にまつわるトリビア
①壮絶バトル!シャーリーズ・セロンは撮影中に3本の歯を折った
『アトミック・ブロンド』 (C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
本作の見所は何と言っても、シャーリーズによる生身のバトル・アクションシーン。襲い掛かる屈強な男どもをバッタバッタとなぎ倒す爽快な姿の裏には、とんでもない苦労が隠されていました。
実は彼女、撮影前の過酷なトレーニングにて歯を痛めてしまい、痛み止めを頼りにそのまま撮影に突入。合計3本の歯を折ったといいます。その後は施術を施し、無事正常な歯に戻ったとか。