人気ミステリー小説「氷菓」を映画実写化
「氷菓」は、累計220万部突破の学園ミステリー小説、古典部シリーズを初めて実写化したもの。古典部シリーズとは、米澤穂信の2001年10月刊行の推理小説シリーズです。
『氷菓』(C)2017「氷菓」製作委員会
文化系の部活が盛んな進学校、神山高校に通う男女4人は、廃部寸前の古典部に入部したところから物語が始まります。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」という考えの主人公、高校1年生の折木奉太郎(山崎賢人)は、姉に言われて古典部に入部。そこに千反田える(広瀬アリス)というお嬢様も入部してきます。
『氷菓』(C)2017「氷菓」製作委員会
好奇心旺盛なえるに引き込まれ、奉太郎は持ち前の推理力で次々と謎を解明。そして、えるから依頼された事件の謎を解いていくうちに、33年前に発行された古典部文集「氷菓」と歴史ある学園祭の謎にたどり着きます。奉太郎は、同じく古典部の福部里志(岡山天音)、伊原摩耶花(小島藤子)と一緒に事件の真実に迫るのですが…。
山崎賢人と広瀬アリスがW主演
省エネ男子、折木奉太郎を演じるのは山崎賢人。『L・DK』『オオカミ少女と黒王子』『四月は君の嘘』などでメインキャストを務める、今引っ張りだこの俳優です。『氷菓』では学生の探偵という役どころに挑戦します。
『サムシング ブルー』(C)2016「全員、片想い」製作委員会
ヒロイン、千反田えるを演じるのは、広瀬アリス。山崎さんとの共演は、今回で3回目になるそうです。『氷菓』では、魅力的なキャラクターでお嬢様という役を演じています。
「ひよっこ」に出演した話題の2人!小島藤子と岡山天音
奉太郎、えると一緒に古典部に入部し、謎に迫っていく伊原摩耶花役には小島藤子。「ひよっこ」の秋葉幸子役で一躍有名になった注目の女優です。奉太郎とは小学校からの旧友で、現在は図書委員兼漫研部員という摩耶花。里志に長年片想い中という役どころです。
奉太郎の親友、福部里志役には岡山天音。人一倍知識があるのですが、反応するのは興味のあるものにだけという性格の持ち主、里志を演じます。岡山さんも漫画家志望の役で「ひよっこ」に出演。『黒崎くんの言いなりになんてならない』や「貴族探偵」などでも注目の俳優です。
『氷菓』(C)2017「氷菓」製作委員会
今が旬のキャスト陣4人の個性溢れる演技にも注目したいですね。人気ミステリー小説を映画実写化した『氷菓』は、原作ファンのみならずとも楽しめる作品。公開が待ち遠しいですね。
物語の鍵を握る重要キャラクターに本郷奏多
本作最大の”謎”の鍵を握る重要キャラクター・関谷純。33年前に起きたある事件の重要人物である、えるの伯父。”やさしい英雄”と呼ばれるきっかけになったある事件の謎を解き明かしてほしいと依頼したことが物語の最大の軸です。
『氷菓』(C)2017「氷菓」製作委員会
ミステリアスな魅力を持つ関谷純を演じるのは『鋼の錬金術師』の公開が控えている本郷奏多。
アニメ版を観ていたという本郷さんは今回のオファーに「純粋に嬉しかった」と喜び、役作りについては「安里監督とお会いしてみたかったので、今回ご一緒できて嬉しかったです。仰っていただいたイメージに近づけるようにしたつもりです」とコメントしています。
『氷菓』の主題歌を担当するのは「イトヲカシ」
『氷菓』主題歌を担当する「イトヲカシ」 (C)2017「氷菓」製作委員会
主題歌は、メディアでの顔出しはしない覆面デュオ「イトヲカシ」が担当。日本語に着目した歌詞やメロディセンスが注目され、動画サイトで話題に。『氷菓』のために書き下ろした「アイオライト」が作品を盛り上げてくれます。
過去と未来の映像が交錯する予告編が公開!
山崎賢人&岡山天音/『氷菓』(C)2017「氷菓」製作委員会
好奇心MAXのお嬢様・えるの「私、気になります!」という一言から始まる予告編が公開されています。
省エネで無表情、しかし天才的な閃きで難問を次々と解決する奉太郎に、10年前に失踪した伯父がえるに残した言葉を思い出させてほしいと依頼します。