中島健人主演！実写映画『心が叫びたがってるんだ。』あらすじ・キャスト紹介

原作は2015年に劇場版として公開されたアニメ映画。心を揺さぶる感動作として大ヒットを記録しました。そして2017年7月に同じタイトルで実写版が公開。

主演には「Sexy Zone」中島健人、ヒロインに芳根京子という旬な若手キャストにくわえて、『君に届け』『近キョリ恋愛』などで知られる熊澤尚人が監督を務めました。

物語の舞台はとある高校。コミュニケーションが苦手で本音を言えない、やる気のない高校3年の坂上拓実（中島健人）は、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されて戸惑います。

一緒に実行委員に任命されたのは、他人とおしゃべりができない少女・成瀬順（芳根京子）。彼女は幼い頃に何気なく発した言葉によって家族がバラバラになってしまったことが原因で、喋ろうとすると腹痛が起きてしまい、コミュニケーションは筆談のみ。クラスメイトからは変わった子だと思われています。

拓実と純のほかに実行委員になったのは、拓実の元恋人で優等生の仁藤菜月（石井杏奈）とヒジの故障で挫折した野球部の元エース田崎大樹（寛一郎）。

担任の思惑で“ふれ交”の出し物はミュージカルに決定。「ミュージカルは奇跡が起こる」というひと言に勇気を出した順は、詞を書くことを決意し、さらに主役に立候補します。そんな彼女の姿に感化された拓実は曲をつけることに。

そしてミュージカルの舞台当日、「やっぱり歌えない」と順は消えてしまいます。拓実は順を探しに行くのですが、舞台は主役不在のまま幕をあけすることに―。

ミュージカルに向けて準備していく中で、それぞれが異なる悩みと戦っていました。怪我によって野球部のエースから降ろされた大樹は、メンバーから陰口を叩かれていたのでした。そこで大樹を順が庇い、それから大樹は順のことが気になり始めます。

一方、中学時代に拓実と付き合っていた菜月は、過去に拓実にひどい言葉を投げかけたことを後悔していました。そんな中、ミュージカルの最終リハーサルを行った日に、拓実が菜月に告白している場面に出くわした順。順はミュージカルの準備を進めていく中でだんだんと拓実を好きになっていたため、ショックを受けてしまいます。

そんな経緯があり、順はミュージカルには出られないとメールを送り、姿を消してしまったのでした。順がいない中でミュージカルは幕を開け、順の代役は菜月が務めることに。拓実は順を探しに行き、うずくまっている姿の順を無事に見つけ出します。そこで順は拓実へ告白するも、拓実は菜月のことが気になっているため断ります。しかしそこで拓実は、順のおかげで変わることができたと話し、それを聞いた順は普通に話すことができるようになるのでした。そして、2人はミュージカルが行われている舞台へと戻り、無事幕を閉じるのでした。本番を終えた後、大樹は順を屋上へと呼び出し、そこで告白します。そんな中へ拓実と菜月も現れ、それぞれの気持ちを屋上から叫ぶのでした―。

『心が叫びたがってるんだ。』にて主演を務めたのは、Sexy Zoneの中島健人です。1994年3月13日生まれ、東京都出身です。2008年にジャニーズ事務所に入所し、ドラマ「スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜」に初出演。そして2011年にSexy Zoneが結成され、結成と同時にCDデビュー。2013年にはドラマ「BAD BOYS J」にて連続ドラマ初主演を務め、その劇場版作品『劇場版BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』で映画初主演も。