大人気コミック「BLEACH」が福士蒼汰主演で実写化!
『BLEACH』 (C)久保帯人/集英社 (C)2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年7月20日に全国で公開予定の映画『BLEACH』。久保帯人作の大人気コミック「BLEACH」が原作です。原作漫画の掲載は「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載スタートし、2016年までの15年間も続きました。
その後、国内のみならず海外でも高い人気を誇り、テレビアニメ化、アニメ映画化、ゲーム化なども製作されました。そして、最終回から約2年が経ち、満を持しての実写映画化!
■気になるあらすじ
「BLEACH」(C)久保帯人/集英社
地毛がオレンジ色ので、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護(いちご)。彼は幼いころから霊感が非常に強い体質で、霊が見えるだけではなく会話することもできる。
ある日突然現れた、死神と名乗る朽木ルキアから死神の力を与えられ、彼女の代わりに死神の仕事を務めることとなる。家族や仲間たちのために、一護が虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦うアクションストーリー。
■初映像解禁では福士蒼汰が虚<ホロウ>を斬るシーンも
『BLEACH』(C)久保帯人/集英社 (C)2018映画「BLEACH」製作委員会
先日の実写版映画『BLEACH』の初映像解禁では、巨大な斬魄刀(ざんぱくとう)を肩にかけた一護の後ろ姿を見ることができました。死神だけが使うことができる刀“斬魄刀”を使い、一振りで虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊の腕をたたき切る場面も登場。
原作に忠実な世界観をうかがわせるシーンの数々に、ファンの期待は膨らむばかりです!
『BLEACH』(C)久保帯人/集英社 (C)2018映画「BLEACH」製作委員会
こちらは虚<ホロウ>の腕は切り落とされて炎に包まれているシーン。この腕ひとつの大きさからも、一護が立ち向かう悪霊の巨大さが分かりますね。
原作では、仲間や家族を守るため、斬魂刀で、虚<ホロウ>と激しい戦いを繰り広げるシーンが満載となっていますが、アクションとCGで作り上げられる本作は一体どんな風に仕上がるのでしょうか。
■ミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH」も大成功!
(C)久保帯人/集英社・RMBLEACH製作委員会2016
「BLEACH」を原作としたロック・ミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH」は、2005年にスタートし2012年までたびたび上演された大人気ミュージカル。通称「ブリミュ」と呼ばれ、“ロックと剣撃”をコンセプトとした同舞台は2012年までに累計で18万人もの観客を動員。
原作の漫画よりもコメディー感が足されているなど、2.5次元ミュージカルの先がけとして多くのファンを魅了しました。
2012年の公演「新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise」を最後に沈黙を守っていましたが、長らくファンに復活を切望され、2016年に「ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜」として復活。
主役の黒崎一護を、Dream5のメンバーで現在舞台やモデルとして活躍する、高野洸(たかの あきら)が演じ、話題になりました。
■原作者、久保帯人氏のコメント
© 久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ © 劇場版BLEACH 製作委員会 2010
原作者の久保带人氏は映画化について「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」とコメント。
「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と福士蒼汰が演じる黒崎一護のビジュアルに期待を寄せています。
主役の黒崎一護に、福士蒼汰
福士蒼汰 『BLEACH』
オレンジ色の髪の毛が印象的な主役・黒崎一護には、福士蒼汰を起用。2011年に「仮面ライダーフォーゼ」で、テレビドラマ初主演デビューし、2015年に月9ドラマ「恋仲」の初主演も果たした若手俳優です。
2017年だけでも『ちょっと今から仕事やめてくる』と『曇天に笑う』に主演するなど、大活躍中の福士蒼汰。ダークなヘアカラーでさわやかな印象が強い彼が、どんなふうに黒崎一護を演じるかが楽しみです!
福士蒼汰『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』/PHOTO:Naoki Kurozu
「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います」とメッセージを寄せました。
福士蒼汰『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』/photo:Naoki Kurozu
また福士蒼汰は本作について「一護の特徴である髪色は絶対に外せないポイントなので、監督やスタッフと話しあい、何回も“ブリーチ”をして、色を加えながら、試行錯誤を重ねました。」とコメント。
さらに死覇装や制服など、身に付けるものも細部まで拘り、一切妥協せずにまずは外見から“一護”というキャラクターを作りあげたと、こだわり抜いたビジュアル面の役作りを告白しています。
■福士蒼汰の最近の出演作品と、これからの期待作!
『ちょっと今から仕事やめてくる』(C)2017映画『ちょっと今から仕事やめてくる』製作委員会
『ちょっと今から仕事やめてくる』では、大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男・ヤマモトを演じました。
東京出身福士蒼汰は、難易度の高い大阪弁を演じるのあたり、横山やすし・西川きよしのDVDやテレビで関西の芸人を注意して見て撮影に臨んだそう。「久しぶりやな!俺や!ヤマモトや!小学校以来ちゃうん!?」などの、初挑戦の大阪弁に注目の作品です。
福士蒼汰、「曇天に笑う」曇天火(C)唐々煙/マッグガーデン