『パーフェクト・レボリューション』は「全ての人々が持つ障害と愛の物語」
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
本作は、自身も脳性麻痺を抱えつつ、障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話に基づく物語を映画化したもの。
熊篠さんから障害者の映画を作れないかと相談を受けた、『最後の命』の松本准平監督がメガホンを取りました。
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
「障害を題材にするなら、明るく、楽しい、ポップな希望あふれる映画にしたい。」と考えていた松本監督。
そうして出来上がったのが、熊篠さんの実話を基に、障害のあるふたりがまわりに立ちはだかる壁をぶち壊して、“完全なる革命”を成し遂げようとする究極の愛の物語です。
活動家・熊篠慶彦役にはリリー・フランキー
重度の身体障害があり、車いす生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動を行う主人公のクマを演じるのは、『そして父になる』『シェル・コレクター』『美しい星』などの話題作に出演するリリー・フランキー。
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
熊篠さんの友人でもあるリリーさんは、「友人の熊篠のいままでの活動と生き様が映画になると聞き、どんなカタチでも参加したいなと思いました。主人公は障害者でも、この映画は全ての人々が持つ障害と愛の物語です」とコメントを寄せています。
人格障害を抱えた風俗嬢の美少女・ミツ役に清野菜名
主人公、クマと恋に落ちる美少女・ミツ役には、『TOKYO TRIBE』のヒロイン役で脚光を浴び、『東京無国籍少女』『暗黒女子』などに出演する清野菜名。
人格障害を抱えながらも一途にクマにぶつかっていく風俗嬢、ミツを体当たりで演じています。
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
清野さんは、「役としてはとても難しさを感じましたが、松本監督と熊篠さんに色々聞きながら、自分が感じたまま思い切り演じました。このとき、ミツとあたしは一心同体だったと言い切れます」と作品への思い入れを語りました。
『パーフェクト・レボリューション』気になるあらすじは?
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うようにかせず車椅子生活をしているクマ(リリー・フランキー)。
ただし彼はセックスが大好き。身体障碍者にとっての性への理解を訴えるために日々明るく活動しています。
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
そんな彼の元に現れた美少女・ミツ(清野菜名)。「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを証明するの!」とクマに一途な思いをぶつけます。
こうして始まったふたりの究極の恋愛。果たして、ふたりのこの革命の行方は――?
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
公開に先立ち、公開されたポスタービジュアルには、クマとミツふたりのキスシーンと、初めて出会った瞬間が切り取られ、「無謀だなんて、誰が決めた?」、「泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる。」というコピーが添えられました。
クマとミツ“最強のふたり”のラブストーリーを予感させる一枚となっています。
クマとミツ“最強のふたり”の『パーフェクト・レボリューション』をぜひ劇場で!
『パーフェクト・レボリューション』(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会
泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんてふたりで超える。革命は起こせる――。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツ“最強のふたり”による究極のラブストーリー。
公開は、9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて。「全ての人々が持つ障害と愛の物語」をぜひ劇場でご覧ください。