『劇場版 はいからさんが通る 前編』のキャスト&見どころ

1975年から1977年まで「週刊少女フレンド」（講談社）にて連載されていた大和和紀の傑作少女マンガ『はいからさんが通る』の劇場アニメ製作が、2017年11月に。これまでもたびたび映像化されてきた作品ではありますが、マンガ連載から40年以上。名作の新たな劇場アニメ化はうれしいサプライズですね。

そんな一世を風靡した大人気少女コミックのアニメ化と聞くと、どんな声優がどの役を演じるのかと気になりますよね。そこで現在発表されている主要人物のキャストをご紹介します。

気になる主人公には早見沙織。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「赤髪の白雪姫」「甘々と稲妻」などに出演し、昨年9月に公開された映画『聲の形』の西宮硝子役が記憶に新しい声優ですよね。

お転婆な少女である紅緒の許婚である陸軍少尉の伊集院忍役には、宮野真守。『バケモノの子』の一郎彦（青年期）役や「DEATH NOTE」の夜神月役、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」の一ノ瀬トキヤ役、「亜人」の永井圭役など様々なキャラクターを演じ、歌手としても大活躍の声優です。

メインキャスト以外にも櫻井孝宏・中井和哉・梶裕貴・瀬戸麻沙美と、大人気の声優がたくさん出演しています。

舞台は大正。女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのある、じゃじゃ馬娘です。親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っています。

そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉でした。実は彼が、祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こしますが、少しずつ少尉に心惹かれていきます。

前編主題歌「夢の果てまで」を主人公役の早見沙織が歌うことが決定。作詞・作曲を担当した竹内まりやで、「時代を超えて愛されてきた名作『はいからさんが通る』。その映画主題歌を提供する光栄に恵まれたことに感謝いたします。」と語っています。

歌を担当する早見沙織については「主人公の紅緒そのものになった気持ちで書き上げたこの歌は、早見沙織さんの透明でまっすぐな声にぴたりとはまりました。現代を生きる女性たちへの心のエールになれば幸いです」とコメント。

『劇場版 はいからさんが通る 前編 ～紅緒、花の17歳～』は2017年11月11日公開です。7月はじめから公開になる劇場を公式HPで紹介。前売り券には先着限定特典の特製クリアファイルがつきますよ。ぜひ前売り券を手に劇場で観賞してくださいね。