『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』そして、猿の惑星になる。
『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
強い決意の表情をした猿社会のリーダーで主人公のシーザー。その背後には、新たに登場する謎めいた少女がじっとこちらを見つめています。少女の名はノバ。「そして、猿の惑星になる。」という衝撃的なキャッチコピーには、ドキリとさせられますね。
『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
『創世記(ジェネシス)』『新世紀(ライジング)』に続き、『聖戦記(グレート・ウォー)』と命名された本作。制作費、スケール感、ドラマ性において過去2作から大きな飛躍を遂げているといいます。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
ついに、地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりがクライマックスを迎え...生き残りを懸けた「猿と人間」2つの種の戦いは、かつてないほどに激しさを増していきます。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
地球の支配権を懸けた戦いの”裏”で描かれるのは、シーザーの内面の葛藤です。大きな喪失感に苛まれながら、知的で慈悲深いリーダーは、彼の人生の次章において己の中の悪魔と向き合い、彼の種族を率いるために再び立ち上がります。そして、シリーズの過去作でもそうであったように、「“人間性”を創り上げているものとは何か?」という深いテーマが観る者に突き刺さるのです。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
はたして、地球の未来を切り開く”希望の地”へたどり着くのは猿なのか、それとも人類なのでしょうか?
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』予告編映像!
予告編映像で特に注目すべきは、謎めいた少女ノバ(アミア・ミラー)、そして人類側の兵士のリーダー格と思われるJ.ウェズリー・マッカロー大佐(ウディ・ハレルソン)というふたりの人間です。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
ノバが猿たちと心を通わせているように見て取れる一方、大佐に対してシーザーは「戦う覚悟はできている」と決意の表情を向けています。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
少女ノバと猿たちの関係は...未だ謎に包まれたまま。猿と人間の戦いだけでないドラマも描かれる一方でまた、シーザーたちのコミュニティも激しく攻撃を受けており、まさに聖戦の始まりを予感させています。
前作に引き続き監督はマット・リーヴス
マット・リーヴス-(C)Getty Images
前作に引き続き、メガホンをとるマット・リーヴス監督は「シーザーは、人間と猿の両方でレジェンドとなり、謎の存在となっている。大佐はシーザーを見つけ、その影響力を奪いさえすれば、猿社会は倒れ、人間が力を取り戻すチャンスを手にできるようになると考えている」と、攻撃を仕掛ける大佐の心境を明かしています。
シーザーを演じるのはアンディ・サーキス
アンディ・サーキス/『猿の惑星:新世紀(ライジング)』 - (C)2014 Twentieth Century Fox
シリーズを通じモーションキャプチャーでシーザーを演じ続けているアンディ・サーキスは、「本作でシーザーは前2作よりもずっと深くて痛ましい感情的な極まりを見せる。彼がどこまでも自分を追い込む姿を見て驚いた」と語っていました。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』ついにすべてが明かされる
『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』(C) 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation
愛する者を失ったシーザーと、彼の抹殺をもくろむ人類。怒りと葛藤が極限まで辿りついたとき、猿と人類の“人間性”をかけた“聖戦(グレート・ウォー)”が幕を開けるのです。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日(金)より全国にて公開されます。