阿部寛プロフィール
阿部寛『エヴェレスト 神々の山嶺』/photo:Takashi Tokita
生年月日:1964年6月22日(53歳)
出身地:神奈川県横浜市神奈川区
血液型:A型
身長:189cm
所属事務所:茂田オフィス
ノンノボーイフレンド大賞で優勝、モデルとして芸能活動をスタート
阿部寛/『テルマエ・ロマエ』完成披露会見
デビューのきっかけは、優勝賞品の車欲しさに応募した「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」。見事優勝し、モデルとして芸能活動をスタートさせます。彫りの深い端正な顔立ちと、190センチ近い長身で一躍カリスマモデルとなり「ノンノ」「メンズノンノ」で活躍しました。
俳優に転身するも、仕事がもらえず不遇の時代を経験
『エヴェレスト 神々の山嶺』(C)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューして以降は、活動の場を俳優業へとチェンジしていきます。しかしファッションモデルという肩書きや顔立ちからありきたりな役しかもらえず、加えて長身ゆえ、相手役の女優と映像的にバランスが悪いという理由で徐々に仕事が減っていくハメに。3年間はパチンコで生計をたてるなどして不遇の時代を過ごします。
一念発起して本格的に活動し、脇役ポジションを確立
『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』 阿部寛 photo:Naoki Kurozu
そんな彼が一念発起した理由は、バラエティ番組「あの人は今!?」で捜索対象になってしまったためでした。そこから名前もないような端役を受けてキャリアを積み、舞台「熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン」でバイセクシャルの刑事役で主演をつとめるまでに。映画や大河ドラマへの出演も増え、脇役として一定の地位を確保することに成功しました。
阿部寛の主演作品17選!
『のみとり侍』(C)2018「のみとり侍」製作委員会
その後は順調にキャリアを積み、多くの話題作で主演をつとめる人気俳優となった阿部寛。誰しも一度はドラマや映画で見たことがあると思います。そんな彼の主演作品10選を紹介します。
■仲間由紀恵との名コンビで人気シリーズに「TRICK」
仲間由紀恵(向かって左)と阿部寛/『トリック劇場版 ラストステージ』 (C)2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
自称天才マジシャン・山田奈緒子と日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象や奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。コメディ要素も多く、独特の演出とシュールな雰囲気もあいまってじわじわと人気に火がつきます。そして当初の深夜枠からシリーズ化されゴールデンに進出し、劇場版も製作されるヒットとなりました。

「トリック」シリーズの魅力は全てお見通しだ!時系列とネタバレ解説
https://pickup.cinemacafe.net/articles/2686「お前のやったことは全てお見通しだ!」の決め台詞でおなじみの「トリック」シリーズ。およそ17年にも渡って、ドラマ・映画・スピンオフが製作された人気作品です。今回は、「トリック」シリーズ全作の時系列とネタバレあらすじ、さらに主題歌やキャスト、続編製作についてまるっと解説します!
■クセが強すぎるロジカル・モンスターを熱演『チーム・バチスタの栄光』
© 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
桜宮市の東城大学医学部付属病院は、心臓移植の代替医療であるバチスタ手術を専門に行う「チーム・バチスタ」を結成、「チーム・バチスタの奇跡」と呼ばれるほど驚異の手術成功率を収めていました。しかしある時から3例続けて謎の術中死に遭遇し、院長の高階は不定愁訴外来(別名・愚痴外来)の責任者・田口に内部調査を命じます。
そんな折、外部からの調査者として厚生労働省の役人で「ロジカル・モンスター」こと白鳥圭輔がやってきます。
© 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
作品中で「ロジカル・モンスター」の異名をとり、挑発的な言動で人の真相を引きずり出すのを得意とする曲者・白鳥圭輔を演じた阿部寛。普段は穏やかで優しいイメージのある彼ですが、それとは真逆のクセの強い、ちょっとひねくれた人物を見事に演じています。
■イメージもあいまってハマり役に・ドラマ「結婚できない男」
『恋妻家宮本』(C)2017「恋妻家宮本」製作委員会
高身長でルックスも良く仕事もできるのに、皮肉屋で偏屈な性格から40歳になっても「結婚できない」男・桑野信介を演じて話題となったドラマ「結婚できない男」。阿部寛も当時40歳過ぎて独身であることや、女性との交際の噂もなかったことからイメージが合ってハマり役となりました。ちなみに現在は結婚し、2児の父となっています。
■落ちこぼれ高校生を東大へ導く・ドラマ「ドラゴン桜」
『カラスの親指』阿部寛/photo:Naoki Kurozu
元暴走族の貧乏弁護士・桜木建二には、虎ノ門に大きな法律事務所を構えようという野望がありました。そこで目をつけたのが、倒産寸前のバカ高校である龍山高校の進学校化。桜木は龍山高校から東大合格者を5人出すと公約、特別進学クラスを創設し、落ちこぼれ生徒たちとの戦いがはじまります。