日本初の学校を設立した男、相馬永胤に扮する【学校をつくろう】
明治維新の動乱期、海を渡ってアメリカで学び、法律と経済という当時最先端の学問を日本語で教える、日本初の学校を作った4人の男たちがいました。戊辰戦争では、幕府側と新政府側で戦った彼らは、異国の地で出会い、武力ではなく学問の力で国を変えようとしていき――。直木賞作家・志茂田景樹の小説「蒼翼の獅子たち」が原作の青春群像劇。
三浦貴大は実在した主人公相馬永胤を演じ、熱い想いを胸に仲間とともに学校設立に向けて突き進んでいきました。
最強の不良に【BAD BOYS】
© 2011田中プロダクション・少年画報社/「BADBOYS」製作委員会
舞台は現代の広島。手の付けられない不良たちがトップを狙って策略を巡らせ、いつやむとも知れない戦いを繰り広げます。累計発行部数4,000万部を誇る田中宏の同名人気コミックスを映画化。三浦貴大、鈴木勝吾、徳山秀典、細田よしひこといった期待の若手俳優たちが出演したことで話題を呼びました。
三浦貴大が演じたのは主人公の野村豊。広島最強とされているチームのリーダー段野を倒した実力者ですが、警察に殺人事件の犯人として疑いをかけられています。
人生をかけ、復帰を志す【キッズ・リターン 再開の時】
『キッズ・リターン 再会の時』 (C)2013『キッズ・リターン 再会の時』製作委員会
「バカヤロー!まだ始まっちゃいねえよ」という映画史に残る名言を生み出した北野武監督作品『キッズ・リターン』。一度は夢を諦めた青年たちの10年後の姿を描く続編が『キッズ・リターン 再会の時』です。前作の主人公、シンジとマサルが別れ別れになってから10年が過ぎた頃。シンジはボクシングを辞め、出所したばかりのマサルもヤクザに戻る道は無し。偶然再会したことをきっかけにシンジは再びリングに上がり、マサルは人生をかけた勝負に出ます。固い友情と熱い決意によって這い上がろうとする男たちに道は開けるのでしょうか……。
三浦貴大が演じたのは本作で復帰を志すマサル。かつての金子賢の名演というプレッシャーに負けず、主人公を演じきることができたでしょうか?
学校をつくるために仲間たちと奔走【サムライフ】
-(C) 2015『サムライフ』製作委員会
半身不随や恩師の死、そして周囲の反対を乗り越え、教師になったナガオカ。5年後、彼は高校教師を辞め、自分の夢を叶えるために走り出しました。そんな彼の下には、自分の居場所を探していた4人の元教え子が集結。そして、ナガオカの夢を叶えるための資金集めとして彼らがやったことは、ゼロからのショットバー開業と彼の自伝本の自費出版。夢の実現に向け奮闘する一方で、ナガオカは様々な事情から学校に通えない子どもたちと出会います。彼らが抱える問題に向き合い、彼らを救いたいと思うナガオカなのですが…。
三浦貴大主演『サムライフ』 -(C) 2015『サムライフ』製作委員会
実話をもとにした物語。三浦貴大演じる主人公、ナガオカの夢とは学校をつくること。彼と仲間たちが夢を叶えるために奔走する姿に注目です。
3人の女に翻弄される気弱な青年【マンガ肉と僕 Kyoto Elegy】
“女による女のためのR-18文学賞”受賞小説の映画化作品。京都を舞台に、気が弱く引っ込み思案の孤独な青年・ワタベが、太ったみすぼらしい容姿のサトミを自宅に招き入れた事から、身も心も寄生されていく様を描きます。三浦貴大本人は自身を「男気の塊」であると主張。共演者のひとり、徳永えりも「現場に入る前に三浦さんから“何でも受け止める”と言われた」と三浦貴大の男気を裏付けるエピソードを語りました。そんな男気の塊三浦貴大が演じるナヨナヨ男の主人公。そのギャップを感じてみてください。
俳優として確かな実力をもつ三浦貴大!
今年32歳をむかえる三浦貴大。年齢を重ねるとともに大作に次々出演しているという事実は、彼が決して親の七光りではなく、努力と苦悩によって磨き上げた実力で俳優としての信頼を勝ち取ってきたという証拠に他ならないでしょう。今後より一層の活躍に期待です!