『光』あらすじ
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
東京の離島、美浜島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、幼なじみの輔、そして数人の大人だけが生き残りました。
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
島での最後の夜、信之は美花を守るためある罪を犯しそれは2人だけの秘密になります。
『光』 (C)三浦しをん/集英社・(C)2017「光」製作委員会
それから20年。妻(橋本マナミ)とひとり娘と共に暮らしている信之(井浦新)の前に輔(瑛太)が現れ、過去の事件の真相をほのめかします。信之は美花(長谷川京子)を守ろうとするが…。
井浦新×瑛太 共演を望んでいたタッグが実現
『光』 (C)三浦しをん/集英社・(C)2017「光」製作委員会
主演を務める信之役の井浦新は「彼と芝居がしたいと前々から大森監督に言っていた。彼のポテンシャルは想像以上、互いに後ろを顧みない変化球なしの真っ向勝負の連続。芝居が終われば心には辛さが残りましたが、微かに全部出し切った心地良さもありました」と、その手応えを熱く語りました。
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
一方の輔役の瑛太も、「もともと大好きだった井浦新さんとの共演はとにかく刺激的で芝居の新たな面白さを教えていただいた。新さんが演じる信之の内側にある凄まじい熱量と冷酷さは、原作、台本を超越していた」と語り共演を喜んでいました。
美花役に"長谷川京子"・美しい妻南海子役を"橋本マナミ"
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
美花役の長谷川京子は「撮影中は考えても考えても正解の出てこない旅路に疲れ、逃げ出したくなるときもありましたがもしかしたらそれが“美花”だったのではないかといま思います」と語っていました。
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
美しい妻・南海子役を演じた橋本マナミは「人って生きてると無意識に人を傷つけてしまうもので、この作品でも様々な思いがぶつかりあいます。胸が苦しくなる瞬間が何度もありました」とコメントしています。
原作は三浦しをんの小説「光」
原作は「舟を編む」で本屋大賞を受賞した三浦しをん。三浦さんの数ある作品の中でも「光」は、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中では特別な評価を得ている一作です。
監督は『まほろ駅前』シリーズで三浦しをんとタッグを組んできた大森立嗣
これまでにも、『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前狂騒曲』という『まほろ駅前』シリーズで三浦さんとタッグを組んできた大森監督。「小説「光」を映画化するということは、生命そのものの讃歌、命の輝きを描きたい」と思いを語りました。
『光』は11月25日公開!!
『光』(C)三浦しをん/集英社・(C)2017『光』製作委員会
井浦新の冷たい熱情、瑛太が見せる優しい怪物性、長谷川京子が体現する狂気と美、橋本マナミのどこか疲弊したような母性と色気が、ひしひしと伝わってきます。過去の秘密により、4人の本能が徐々に剥き出しにされていく…。
井浦新と瑛太がお互いに共演を望んで実現した本作!!4人それぞれの狂気を描き、「暴力で傷ついたら、暴力で返すしかないんだよ」というセリフが印象的に残ります。人間の狂気を描く上質かつ衝撃的サスペンス、是非劇場でご覧下さい。